♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

大城バネサ・翼かさねて

2007年03月25日 | 演歌・歌謡曲
★昨夜はNHKの「家族で選ぶにっぽんの歌」と日本テレビの「夢の歌謡祭 ミリオンアーティストライブ2007」を交互に見ていました。NHKが出演者、曲目ともパワー不足の感がしたのに比べ、日テレは、私がよくJ-POPを聴いていた頃のなつかしいメンバー、PUFFY、虎舞竜、TRFあたりが出てきたので見ごたえがありました。小柳ゆきは確かに歌唱力がありますが、日本人向きではない感じです。現在人気のあるコブクロは美しいハーモニーで、『ここにしか咲かない花』は歌詞もよく、名曲だと思います。

★CATV「歌謡ポップスチャンネル」の「演歌なひととき」は、大城バネサさんがゲストでした。これまでパンツルックだった彼女が青いドレスにハイヒール姿で登場。新曲『翼かさねて』に合わせての衣装ですが、彼女は他の曲を唄うときには違和感があると言っていました。質問コーナーの「これだけは守っている」の答えは、「日曜日には家族で過ごし、一緒に食事を楽しむ。」 「マイ・ブーム」は、「小さな頃におじいちゃんに習った三線に取り組んでいる。」でした。 

★バネサさんの歌唱曲は、まず新曲カップリングの『ばっきゃろ』が1コーラス。変わったタイトルで、彼女も始めは意味がわからなかったようですが、「バカヤロー」の変形です。そして『翼かさねて』。この曲は、これまでの彼女の持ち味の「うなり」「張り」を極力抑えて、ムード歌謡風に仕上げています。それだけに唄いにくいようで、うなってはいけないと意識しすぎるのか、声にいつもの伸びがなかったようです。これも歌手としての幅を広げるための試練と思って、自然体でこの曲が唄いこなせるよう、頑張ってほしいと思います。

コメント (1)

演歌トップ10

2007年03月18日 | 演歌・歌謡曲
★気にはしつつもなかなか更新できなくて、一週間ぶりです。
CATVの歌謡ポップスチャンネル「演歌トップ10」を見ました。まさに旬の演歌のPVがフルコーラス流れるという見ごたえのある番組です。順位は次のとおりでした。

1位 「金沢の雨」 川中美幸
2位 「天草の女」 原田悠里
3位 「想い出はマロニエ」 北川大介
4位 「波止場うた」 上杉香緒里
5位 「なんで泣く」 天童よしみ
6位 「春待ち花」 大石まどか
7位 「ふたりの始発駅」 藤原浩
8位 「熊野古道」 水森かおり
9位 「不如帰」 瀬口侑希
10位 「ニューヨーク物語り」 山川豊

★先日取り上げた「想い出はマロニエ」「ふたりの始発駅」がともにトップ10入りしているのはうれしいですね。上杉さんの「波止場うた」は大健闘というか中堅歌手として地歩を固めた感じです。瀬口さんの「不如帰」は村上幸子さんのカバーですが、上手ですね。彼女も和服を着ない演歌歌手かな。
PVでは大石さんの「春待ち花」がほほえましい夫婦の情景を描いていてよかったです。

★トップ10のほかに「今週のオススメ」として、北山たけしさんの「ふるさとの夕陽」と、市川由紀乃さんの「海峡出船」の2曲が流れました。「海峡出船」のPVが見れたのはうれしかったです。憂愁を帯びた由紀乃さんの表情が素敵でした。


コメント

想い出はマロニエ・ふたりの始発駅

2007年03月11日 | 演歌・歌謡曲




★このブログで取り上げる歌手は、特定の若手女性歌手に偏重しているのですが、たまには男性歌手を取り上げてみます。
いずれも最近発売されて、好調な売れ行きを見せている、北川大介さんの『想い出はマロニエ』、そして藤原浩さんの『ふたりの始発駅』です。

★『想い出はマロニエ』は、『やぐるま岬』、『アカシアの女』に続く花シリーズの3曲目になります。今回も哀愁味を帯びたムード歌謡で、「マロニエ マロニエ」とくり返すところが印象的です。北川大介さんの歌唱は、石原裕次郎さんの一連のムード歌謡を思わせるような、男の格好良さと哀愁、そういったものがうまくかもし出されていて、カラオケでも人気が出そうです。

★『ふたりの始発駅』は、熟年夫婦の夫がこれまでの自分を反省しつつ、新しいスタートを切ろうと妻に呼びかける内容です。やさしく明るいメロディーで覚えやすく、これもまさにカラオケ向きでしょう。藤原浩さんは、トラック運転手の下積みが長く、遅い歌手デビューだったそうですが、親しみやすい声で好感が持てます。前作『つゆ草の女』もよかったですが、それ以上のヒットが期待できます。
コメント

新ユニット・あさ☆みこ

2007年03月06日 | 演歌・歌謡曲
★竹川美子さんのオフィシャルサイトの掲示板で知った情報ですが、竹川美子さんとあさみちゆきさんが、新ユニット「あさ☆みこ」を結成されるとのことです。このブログの右側にある「私が期待する歌手」の1、2番目にこの二人をあげているように、私にとって特に思い入れのある二人のユニットなので、すごく期待を持っています。

★あさみさんが平成15年4月、竹川さんが平成15年5月とほぼ同時期のデビューで、私が二人を初めて知ったのが、いずれもNHK歌謡コンサートの「輝け!期待の新星たち」でした。そして二人とも初印象から私の心をとらえて離しませんでした。あさみさんの『紙ふうせん』、竹川さんの『江釣子のおんな』とも、聴いていて感情がストレートにこちらの心に伝わってきました。
竹川さんが歌謡コンサートに初出演されたとき、あさみさんは2度目で、同じ舞台に立たれ、竹川さんの直前に『港のカラス』を唄われたのも何かの縁があったということでしょう。

★二人の誕生日も、あさみさんが1月11日、竹川さんが1月6日と近いですし、あさみさんが1年だけお姉さんと年恰好もほぼ同じ。そして何と誕生日を動物占いで見ると、この二人は全く同じタイプなんですね。興味のある方は一度ごらんになってみてください。
コメント (3)

BS日本のうた・市川由紀乃さん出演

2007年03月04日 | 演歌・歌謡曲
★このところ「市川由紀乃さん応援ブログ」の観を呈していますが、まあよしとしましょう。一ヶ月前の竹川美子さんに続き、「BS日本のうた」にきょうは市川由紀乃さんが出演されたのですから。
会場が由紀乃さんの出身地さいたま市の大宮ソニックシティ大ホールと、ちょうど持って来いの場面でした。

★オープニングの由紀乃さんの立ち位置は、竹川美子さんのときと同じで司会の塩屋アナの右隣でした。MCではまず由紀乃さんがさいたま市の出身であることが紹介され、由紀乃さんは、地元なので緊張しているとのことでした。『海峡出船』については、亡くなられた師匠の市川昭介さんに作曲してもらったことを言われました。新曲コーナー最初の3曲の2曲目で唄われたのですが、前が冠二郎さんの『花も実もある人生航路』、後が中条きよしさんの『ダンチョネ子守唄』といずれもベテラン、歌もどちらも威勢のいい曲でしたから、位置的には少しやりにくかったかもしれません。でも由紀乃さんの歌唱はすごく落ち着いておられて、立派でした。地元のファンも満足されたことでしょう。
市川由紀乃さんも竹川美子さんと同じく、これからこの番組に何度も出てほしいし、「熱唱ひとり舞台」への登場も願っています。

☆若手ではもう一人、山本智子さんが新曲『明日船』を唄われました。MCで彼女が一生懸命この曲のテーマを紹介されたとき、吉幾三さんに茶化されましたが、うまくかわしました。『哀秋花』以来のしっとり演歌路線4曲目になりますが、彼女も言われていたように、今回は哀しさを乗り越える女性の意志の強さが表現されていて、一味違う感じです。
山本智子さんって、どことなく深遠さを感じるというか、不思議な魅力を持つ歌手だと思います。
コメント