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♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

佐々木麻衣 “大好きだから”

2025年06月06日 | 演歌・歌謡曲

前回に続いて同じく4月2日に発売された新曲を取り上げます。

2023年9月に『約束岬』でデビューした佐々木麻衣さんのセカンドシングル『大好きだから』です。

佐々木麻衣さんは以前からテレビ番組の「THEカラオケバトル」によく出場していて、その歌唱力は高く評価されていました。

今回の曲はテンポのいいメジャー演歌で、彼女の明るくさわやかな歌声が味わえる、とってもいい曲になっています。

彼女によると、この曲は『約束岬』の続編で、約束を交わした二人の仲がちょっと怪しくなってきた感じで、電話もあまりかからず、よくないうわさも耳にする、そんな不安に揺れ動いているけれど、あなたが大好きだから信じているという、けなげな乙女心を歌ったものです。

曲調はメジャー演歌の一つの典型と言えるような感じで、それだけに演歌ファンにとっては、まことに心地よく聴けると思います。

カラオケでも、きっと多くの方に愛好される曲になるでしょう。

https://www.youtube.com/watch?v=E13g5xYlB1g

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れいか “とわず語りの数え唄”

2025年05月29日 | 演歌・歌謡曲

今回はれいかさんという女性歌手の4月2日に発売された新曲『とわず語りの数え唄』を取り上げたいと思います。

れいかさんは一般にはあまり知られていない歌手だと思いますし、私もこれまで知らなかったのですが、兵庫県出身の方で、ライブ活動を中心に活動されていて、2009年にメジャーデビュー、2018年には日本クラウンに移籍しています。

この曲は女性主人公がこれまでの人生を振返って、失恋の遍歴を順番にたどっていくといったもので、『ざんげの値打ちもない』『圭子の夢は夜ひらく』などと共通の味わいがあります。

ただ、この曲は力強いリズムを刻んだ曲調なので、そういった過去の曲のような暗さはあまり感じませんし、れいかさんの歌声は低い目でパワフルなので余計に強さが前面に出ている感じです。

作曲は日本クラウン移籍後の彼女の曲をすべて作曲している杉本眞人氏で、そういえば同じ杉本氏作曲で、あさみちゆきさんの『夜桜蝶々』と曲調も内容もよく似た感じだと思いました。

れいかさんのように個性があって歌唱力のある歌手はもっと評価されていいと思いますし、この曲が飛躍のきっかけになればいいですね。

歌謡曲ファンを中心に広くおすすめしたい曲です。

https://www.youtube.com/watch?v=tH_c_UgYP-Y

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岩出和也 “横浜ベイエリア”

2025年05月16日 | 演歌・歌謡曲

今回取り上げますのは、4月23日に発売された岩出和也さんの新曲『横浜ベイエリア』です。

岩出和也さんは私にとって以前からお気に入りの男性歌手の一人で、新曲が出るたびに楽しみにしており、カラオケのレパートリーとなるように練習しています。

昨年は『大阪の月』という岩出さんの出身の大阪を舞台にした、テンポのいい軽妙な味わいの曲で、また違った一面を見せてくれましたが、今回は本来の持ち味に戻って、都会派のしゃれたムード歌謡になっています。

今回は横浜を舞台にしたご当地ソングで、女性主人公が恋人と、港が見えるホテルにでもいるのでしょうか、つかの間の男女の逢瀬が描写されていています。

今度またいつ逢えるかわからない、そんな切ない心情を歌っています。

岩出さんのやさしくソフトな歌声は、こういった曲には本当によく似合っていて、聴いていると心がなごむ感じです。

ぜひ多くの方に聴いてもらい、またカラオケで歌ってもらいたい曲です。

 

MVショートバージョン

https://www.youtube.com/watch?v=Ly0BMzp8rIE

 

静止画フルバージョン

https://www.youtube.com/watch?v=7iiw-CXFdaU

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千葉一夫 “渚にひとり”

2025年05月05日 | 演歌・歌謡曲

桜の季節が足早に過ぎ去ったと思えばもう5月、黄金週間も明日で終わりになりました。

さて2月26日に発売された新曲の紹介も一応出尽くしたようで、今回は4月の新曲を取り上げようと思います。

4月9日に発売された千葉一夫さんの新曲『渚にひとり』です。

千葉一夫さんといえば、結構ベテランの演歌歌手で、イメージとしては渋味のある王道演歌といった感じがあるのですが、この『渚にひとり』では一風違った味わいで、何かほろ苦い青春の思い出にひたるような、郷愁、哀感を感じさせる曲になっています。

曲調は三連符主体のゆったりした歌謡バラードで、語りかけるように始まり、「ああ あなた今でも」のサビで感情が一気に盛り上がります。

内容は主人公が渚に一人でたたずみながら、青春時代にこの場所で恋人と遠くの花火を眺めたり、ラジオから流れる歌を聴きながら一緒に歌ったり、そういう楽しかったことをしみじみ思い出す心境を歌っています。

こういう曲を聴いていると、それぞれが持つ青春時代の思い出が色々とよみがえってくるような感じがします。

主人公は男女いずれとも解釈できるので、カラオケではどなたにも広くおすすめできる曲だと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=o2LCUHDEenw

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丘みどり “鴎宿”

2025年04月26日 | 演歌・歌謡曲

       

今回は前に紹介しました丘みどりさんの2月26日発売の新曲『夜香蘭』のカップリング曲『鴎宿』を取り上げたいと思います。

私もカップリングなのではじめはこの曲に特に関心はなかったのですが、YouTubeのカラオケのレッスンや歌唱の動画でこの曲が多くアップされているのを知り、改めってじっくり聴いてみると、本当にいい曲でなるほどと思った次第です。

作曲は『夜香蘭』と同じ杉本眞人氏ですが、この曲ではまた異なるうまさを発揮しています。また作詞は演歌の名曲を多く書いている水木れいじ氏です。

内容はこれまでの2月26日発売の3曲と同じく、女性主人公の未練心で、ここでは東京から海峡をこえてなので北海道の港町の宿で、出船を待つ間の心情が描かれています。

語りかけるように始まる出だしの歌詞が大変印象的で、竹久夢二の詩集の裏表紙に口紅で別れた相手の似顔絵を描くという、何か屈折した心境がうまく表現されていると思います。

「みれんが みれんが」の部分の盛り上げ方では、伴奏の使い方がうまいなと感じます。

この曲はこれまでの丘みどりさんの曲の中でも屈指のいい曲と言っても過言ではなく、カップリングになっているのはまことに勿体ないと思います。

過去にもB面で発売されて人気が出て、後にA面で再発売されたケースがよくありましたが、この曲もそうすればいいと思います。

カラオケで歌っても映える曲だと思いますので、多くの方におすすめします。

https://www.youtube.com/watch?v=CIaINdyTNsM

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