♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

歌謡スクランブル

2005年11月29日 | 演歌・歌謡曲
毎月最終週の「NHK歌謡スクランブル」は、ホットミュージック特集で、文字どおりホットな新曲情報が得られる貴重な番組である。昨日と今日は演歌・歌謡曲で、さっとひととおり聴いただけなので詳しいコメントはできないが、今月はなかなかいい曲が揃ったという印象だった。大城バネサ『絆船』、山口ひろみ『知床番屋』、まきのめぐみ『心のままに』と、期待の若手女性はそれぞれの個性に合ったいい曲だと思う。
大石まどか『冬のれん』は、香西かおりの『居酒屋「敦賀」』を思わせるような、ほのぼのした曲。
鹿島ひろみ『日光街道』は、前曲のイメージと異なり、実力派であることを見せつける股旅もの。
男性歌手では、三門忠司『大阪夜雨』、成世昌平『坂東太郎』がそれぞれ持ち味を出している。

ところでオフィシャルサイトの情報によると、1月10日から13日の「ひるの歌謡曲」は、竹川美子がパーソナリティをやるようだ。本当にようやくという感じだが、よかった。美子のマイセレクションにはどんな曲が出てくるか楽しみだ。持ち歌3曲は常識的には『江釣子のおんな』『はぐれコキリコ』『室津のあなた』だろうが、『はぐれコキリコ』より、オリジナルの『みちのく祭り唄』を持ってきてほしいという気もする。
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NHKのど自慢

2005年11月27日 | 演歌・歌謡曲
途中からだったが奈良県葛城市からの「NHKのど自慢」を見た。夫婦でカラオケに行くのが趣味という女性が『江釣子のおんな』を唄ったが、惜しくも不合格だった。やはりこの曲は難しそうだ。「♪北上駅で」のところの音程がやや不安定だった。それでもこの曲がのど自慢で唄われるのがうれしい。竹川美子がゲストだったらよかったのに。旦那のほうはもっぱら奥さんの歌を聴くのが好きとのことで、いい夫婦だなと思った。
『鶴の舞橋』を唄った男性は唄い慣れているという感じですごくうまかった。カラオケ仲間が横断幕を持って声援していた。

ゲスト歌手は夏川りみと森進一だった。夏川りみは花柄をあしらったシックな黒のドレスで『さようなら ありがとう』を唄った。この曲はやや印象が弱いように思う。
森進一は『秋のホテル』を唄った。これは『はな』のカップリング曲で、森進一自身が作曲している。『はな』よりこちらのほうが評判がよく、最近はもっぱらこの曲を唄っているそうだ。ムードコーラスっぽい親しみやすい曲だが、彼にしてはありきたりと言えなくもない。
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美子の初生歌から1年

2005年11月23日 | 演歌・歌謡曲
11月23日といえば、ちょうど1年前のこの日は、私が姫路で竹川美子の生歌を初めて聴いた日である。曲目は『日本列島華舞台』と『江釣子のおんな』の2曲だけだったが、キャンペーンではなく、地元ののど自慢大会のゲスト歌手としての出演だったので、より強い印象が残っている。その三日後には恵比須堂の店頭キャンペーンで、親しく話をしたし、それからも何度かキャンペーンなどに足を運んでいるが、やはり初めての生歌は、ホールで生オケだったので迫力が違った。
最近は忙しくて、竹川美子が関西でキャンペーンをしてもなかなか行けないのが残念だ。今度はぜひ大きなホールでの彼女の熱唱を聴いてみたい。

このところ、岩出和也の歌に凝っている。きっかけは今年の新曲『北フェリー』だったが、「ひるの歌謡曲」で特集があったときの曲を繰り返し聴いているうち、好きな曲が増えていった。まず『君恋酒』『なごり酒』、そして『赤いハマナス』『おまえに雨宿り』『女のけじめ』も好きになった。そしてきょうは中古シングルCDで『港町ものがたり』を買った。クールファイブなどのムード歌謡コーラスを思わせるような、これもいい曲だ。今度カラオケ喫茶に行けば、岩出和也オンパレードをやってみようか。

21日の「ベストヒット歌謡祭05」の演歌・歌謡曲部門で氷川きよしが4年連続グランプリだったが、彼をおびやかすような人気歌手が全然育ってきていないということだ。J-POPも目立ったヒットがなかったようだが、演歌・歌謡曲はもっと深刻な状況だ。
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ミュージックフェア21・越路吹雪

2005年11月19日 | ノンジャンル
「ミュージックフェア21」は、没後25周年の越路吹雪の特集だった。私は生前の越路吹雪については、それほど好きというわけでもなかったが、すごい存在感のある歌手だと思っていた。印象に残っているのが『コンドルは飛んで行く』で、独特の個性で歌い上げていて、サイモン&ガーファンクルとは全く異なる彼女だけのオリジナル曲という感じだった。

きょうの番組では、和田アキ子が『愛の讃歌』と『ろくでなし』、天海祐希が『サントワマミー』を唄ったが、正直なところ越路吹雪には及ぶべくもない。
越路吹雪本人が出演したときの映像で、『ラストダンスは私に』と『愛の讃歌』の2曲が流れた。彼女くらいの歌手となると、代表曲としてはいくつもあげられるのだろうが、やはりその中でも『ラストダンスは私に』が白眉であることは、衆目の一致するところではないだろうか。
私は『ろくでなし』や『イカルスの星』が好きなので、『ろくでなし』は和田アキ子ではなく、本人歌唱を聴きたかった。

美空ひばりといい、越路吹雪といい、もうこれだけ存在感のある歌手はこれからも二度と出てこないような気がする。
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神園さやか・松永ひと美

2005年11月17日 | 演歌・歌謡曲
「平成歌謡塾」は神園さやかと松永ひと美の二人がゲストだった。神園さやかを初めて生で見てからもうじき丸2年になる。さわやかなイメージはあの頃と変わらない。「わざとらしい」「作りすぎ」との見方もあるが、そんなこと言えばイメージを作っていないタレントなんて一体いるのかと思う。要はそのイメージに好感を持つか否かだろう。ゴスロリファッションにも賛否両論あると思う。私は典型的演歌アレンジの『おじいちゃん』とのミスマッチ感覚が面白いと感じているが。

松永ひと美は9月の大阪流行歌ライブで見たので、親近感を持っている。彼女は目鼻立ちのはっきりした美形だが、いわゆるツンツンとした美人ではなく、庶民的なタイプだ。番組で彼女自身も言っていたが、いよいよ『冬の花』にふさわしい季節になってきたので、これから一層頑張ってもらいたい。
手踊りの得意な彼女が現在凝っているのがフラメンコとのことだ。手踊りもフラメンコも手の動きには共通点があるとのこと。歌手の振りでも、何げない手の動きがすごく優雅に見えることがあるものだ。
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