♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

かとうれい子 “東京夜曲”

2010年01月23日 | 演歌・歌謡曲

昨年の11月にデビューした新人、かとうれい子さんのデビュー曲「東京夜曲」は一風変わった味わいを持った曲です。まあ言うなれば暗い歌ではありますが、心に響いてくるものがあります。70年代フォークの感じでしょうか。あがた森魚の「赤色エレジー」あたりに通じる雰囲気があるように思います。

彼女の声は徳間ジャパンのサイトによれば、“切ないけれどほっとする超個性的な声”とあります。そんなに変わった声とも思いませんが、独特の個性はあります。

歌詞は七五調の4行詩で4番まであります。そのあたりもノスタルジーを感じさせる要素なのでしょう。アレンジも印象的で、イントロや間奏にバイオリンが切なく響き、ギターが曲を通してさりげなく爪弾かれています。

一度聴けばまた聴きたくなり、そのうちに独特の魅力に取りつかれる。そんな曲なのかもしれません。
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花咲ゆき美 “冬恋花”

2010年01月19日 | 演歌・歌謡曲

“艶歌の妖精”とのふれ込みでデビューし、着実に人気をアップさせている花咲ゆき美さんの「海峡雨情」に続く4枚目シングルとなる新曲は「冬恋花(ふゆれんか)」です。

今度の曲も前曲に負けず劣らずいい曲ですね。イントロから歌い出してしばらくは、何か荒涼とした冬景色を思い浮かべるようなイメージがあるのですが、途中からはすごくダイナミックな感じになります。彼女の声には張りと伸びがあって、聴いていてぐいぐいと感情が迫ってくる感じがあります。彼女の歌の上手さについては改めて実感しました。

また、歌詞についてですが、3番のあたまの部分、「もしも めぐり逢えたなら 言ってやりたい ことがある 夢に毎晩 来ないでよ」というのは印象的で、演歌の常套的な歌詞とは一味違う表現だと思いました。
この曲はカラオケで歌っても、聴かせどころがけっこうありますので、お勧めしたい曲です。

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川野夏美 “江差恋唄”

2010年01月11日 | 演歌・歌謡曲

いつも力強い歌声を聴かせてくれる川野夏美さんの今度の新曲は、「江差恋唄」です。江差といえばやはり江差追分が思い浮かびますが、この「江差恋唄」にも「ヤンサノエー」という掛け声が出てきます。

内容はこれまで演歌でよく歌われてきた「ヤン衆」をテーマにした漁師もので、ニシン漁に出かけた人を待って恋焦がれる女心を歌っています。彼女は今回も張りのある声で、荒海に負けないような威勢のよさで恋しい相手に届けとの想いが伝わってきます。

着物姿もすっかり板について、一段と大人の女性の魅力が増してきた夏美さん。代表曲となるようなヒットを期待しています。
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森川つくしさんの大阪・恵比須堂キャンペーン

2010年01月06日 | イベントレポ
















今日は大阪・十三の恵比須堂での森川つくしさんの店頭キャンペーンに行ってきました。私は彼女を生で見るのは初めてですが、テレビなどで見たイメージどおりの爽やかさで、大変よい印象を持ちました。笑顔がとても可愛くて、ピンクの衣装がよくお似合いでした。彼女は守口市出身で大阪は地元になるので、心なしかリラックスしているように見受けられました。

歌唱は午後4時から約30分で、セットリストは次のとおりでした。懐かしい昭和歌謡が3曲続いたのが特徴で、中でも「旅愁」が一番彼女に合っていてうまかったと思います。
 
 1.新曲「母ゆずり」
 2.デビュー曲「夢かえる」
 3.昭和歌謡からその1「青い山脈」
 4.昭和歌謡からその2「下町の太陽」
 5.昭和歌謡からその3「旅愁」
 6.フルコーラスで再び「母ゆずり」

意外と言っては失礼ですが、彼女はトークもなかなか落ち着いていてうまかったですね。彼女によればこの恵比須堂での店頭キャンペーンは一昨年の8月以来で、前回は汗びっしょりになる暑さの中、そして今日は真逆の大変な寒さの中ですねと言って客をなごませてくれました。またデビュー前に新幹線で東京にボイストレーニングに通った話をして、何年もトレーニングをしてやっとデビューできる歌手がいる中で、自分が早くデビューできたのは恵まれていますと謙虚なところを見せていました。

歌の後のサイン会では、色紙とCDにサインしてもらったのですが、そのとき彼女にこのブログのことを紹介しておきました。自慢するほどのブログではないので、後でちょっと反省していますmeromero2

ケータイで写真を何枚か撮ったので、あまりいい出来映えではないですがアップしておきます。
つくしさん、寒い中での熱唱、本当にお疲れ様でした。健康に気をつけて頑張ってくださいclap



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星野小百合 “春告草”

2010年01月02日 | 演歌・歌謡曲

新年明けましておめでとうございます。本年も相変わらず気ままな当ブログですが、よろしくお願い申し上げます。これからも若手演歌を中心にしつつも、サブテーマにありますようにジャンルにとらわれず、演歌以外のJ-POPでもいいと思ったものは取り上げたいと思います。

さて本年最初に取り上げますのは、星野小百合さんの新曲「春告草」です。星野さんといえば彼女がまだ高校生だった平成15年にNHK歌謡コンサートの新人特集で、デビュー曲「日光街道」を歌ったときの印象が強いです。あのときは曲よりも振袖とミニスカートを組み合わせたような奇抜な衣装が目を引きました。

そんな彼女も24歳になり、大人の女性としての魅力が一段と出てきた中での待望の新曲です。前曲の「忘れないさ」はカバー曲だったので、オリジナルとしては4年3か月ぶりになります。この「春告草」の曲調はオーソドックスな幸せ演歌で、謙虚な女心を歌っています。春告鳥が鶯の異称であるのは有名ですが、春告草とは梅の異称だそうです。カップリングはデビュー曲の「日光街道」の新録音です。
新しい魅力の彼女に注目していきたいと思います。

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