♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

ゆあさみちる “私の花”

2020年04月20日 | 演歌・歌謡曲

新型コロナウイルスの影響で、暗く沈んだ空気が漂っている感じです。そんな空気を吹き飛ばすようなインパクトのある新人歌手がデビューしました。

4月15日に『私の花』でデビューした、ゆあさみちるさんです。

歌唱力はとても新人歌手とは思えない力強さと表現力で、PVで見せるアクションも素晴らしいものです。新人とは言っても以前からライブ活動をしていたようで、Youtubeでもライブの様子の動画があります。

曲調はダンサブルな歌謡ポップスで、一度聴くとすぐ頭の中でそのメロディーが浮かぶような印象的な曲になっています。

内容は、自分の生き方を花にたとえて、信じる力、心の力、愛する力で花を咲かせるとの強い意志で結んでいて、人生応援歌とも言えるものです。

各コーラスの最後に「咲かせるの」のフレーズの繰り返しがあり、二度目のフレーズは強く発声しているのが特徴で、この曲のイメージを際立たせています。

今年の新人歌手としては初めて取り上げる彼女ですが、早くもイチオシの大型新人といった感じです。彼女も時期が悪く、キャンペーンなどの活動はできないでしょうが、めげずに頑張ってほしいものです。

https://www.youtube.com/watch?v=YFb6380E41Y
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竹島宏 “はじめて好きになった人”

2020年04月15日 | 演歌・歌謡曲

竹島宏さんは一昨年の『恋町カウンター』、そして昨年の『噂のふたり』『夢の振り子』とリズミカルな歌って踊る歌謡曲が続きました。この路線は彼のファンを幅広く増やすという面では成功したと思います。

本日、4月15日に発売されたばかりの新曲『はじめて好きになった人』は、2017年の『月枕』以来の、じっくり聴かせる歌謡バラードになっています。

作詞:松井五郎氏、作曲:都志見隆氏のコンビは『月枕』からずっと続いていて、定番になった感があります。

内容は初恋の思い出をテーマにしたもので、特に歌詞がよく出来ていて、「流れゆく日々にそっと思い出を隠す」「あの日のさよならが またふいに季節をさらってゆく」などの味わい深い表現がたくさんあります。

メロディーはレトロな感覚の心地よいもので、竹島さんの優しい歌声によくマッチしていると思います。

せっかく予定されていた新曲キャンペーンやテレビ出演は、こういう時期だけに実施されませんが、彼はYoutubeで自宅で撮影したコメント映像を次々にアップしており、ファンを大切に思う気持ちが伝わってきます。

私も家に居ながらこの曲を聴いて覚えて、カラオケで歌えるようになるときに備えたいと思っています。

https://www.youtube.com/watch?v=JrTjuN4LbdM

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市川由紀乃 “なごり歌”

2020年04月12日 | 演歌・歌謡曲

『懐かしいマッチの炎』で新しい一面を見せてくれた市川由紀乃さん。4月8日に発売された新曲『なごり歌』も期待にたがわず、素晴らしい曲です。

今回も演歌というよりは歌謡曲のイメージで、ストーリー性のある歌詞です。作詞が数々の名曲を手がけた吉田旺氏で、さすがと思わせます。

出だしから印象的な歌詞で「オンボロロン ぼろぼろの」と音の響きの面白さに引き込まれます。女性主人公が、過去に別れた相手を偲ぶ内容で、その相手は作曲を志していて、自分はその曲を唄う夢を持っていましたが、時を経て別の相手と結婚を決めた日に、深夜ラジオから元彼の曲が流れるというドラマチックなものです。

彼女の語りかけるような優しい歌唱が大変心地よく、演歌のときとはまた一味違う魅力がたっぷり味わえる曲だと思います。

新型コロナウイルスによる自粛で、歌手の皆さんのコンサートやキャンペーンがすべて中止になり、カラオケも当分行けそうにない状況ですが、今はじっと我慢の時期です。苦しさの中、頑張っている歌手には心から応援したい気持ちでいっぱいです。

https://www.youtube.com/watch?v=dyrozWGZiJ4


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