♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

ジェロ “夜明けの風”

2012年02月19日 | 演歌・歌謡曲

4年前に「海雪」で華々しいデビューを飾った異色の演歌歌手、ジェロさんもその後は今ひとつという感があり、目立ったヒットがありません。黒人演歌歌手というインパクトが次第に薄れてしまったこともあるのでしょうが、日本人以上に日本語の歌詞をうまく表現できる歌唱力は魅力であり、もっと活躍してほしいものです。

さて、新曲の「夜明けの風」は、初めて聴いたとき、時代劇のテーマ音楽みたいだと感じましたが、それもそのはず、パチンコの「必殺仕事人」のテーマだそうです。私はパチンコは全くやらないので、それがどういうシチュエーションの音楽なのか全く分りませんが、もし今、テレビで必殺シリーズをやっていて、この曲がテーマに流れたら、すごくぴったりだと思います。

時代の流れとはいえ、時代劇の衰退も演歌の衰退も淋しいものではあります。テレビ局も経費が安いのか知りませんが、韓国の歴史ドラマを放映するくらいなら、新しい感覚の時代劇を制作して世に問うべきだと思います。
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山川豊 “ナイアガラ・フォールズ”

2012年02月12日 | 演歌・歌謡曲

ようやく今年になって初めての更新をアップします。昨年もそうでしたが、今さら新年の挨拶という時期でもないので控えておきましょう。

さて、目下のところ演歌・歌謡曲は男性歌手にいい曲が目立ちます。そこで今年最初は、歌手としても初めて取り上げることになる山川豊さんの「ナイアガラ・フォールズ」です。

私はこれまで、山川豊さんは正直なところあまり好きな歌手ではなく、きちんと聴いたこともほとんどなかったのですが、今度の新曲はナイアガラの滝をテーマにした曲ということで興味をそそられ、聴いてみるとなかなかいい曲で気に入りました。

内容的にはよくあるパターンで、失恋した女性の一人旅の心情を歌っているのですが、その背景がスケールの大きいナイアガラ瀑布というところに特徴があり、阿木耀子さん作詞の歌詞もインパクトがあります。特に「泣け 泣け」「馬鹿 馬鹿」と繰り返すフレーズの部分がこだまのように響くところが印象的です。

山川豊さんの持ち前の甘い声、そして適度に抑制のきいた歌唱がいい雰囲気を出しています。大変覚えやすく耳に残るメロディーで、カラオケで歌ってみたくなる曲です。
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