♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

伊達悠太 “俺とカモメと日本海”

2018年08月31日 | 演歌・歌謡曲

伊達悠太さんは昨年7月にデビューした若手演歌歌手です。北海道の伊達市出身の30歳、芸名は出身地からつけたとのことです。

デビューと言っても再デビューとのことで、以前に何曲か出していたようです。再デビュー曲の『聞かせてください』のことも全く知らないのですが、8月15日に発売されたばかりのセカンドシングル『俺とカモメと日本海』は、すこぶる元気がよく、ノリのいい演歌だと思います。

キャッチコピーは「真骨頂の演歌節!!」で、『聞かせてください』が歌謡曲調だったのを、本来の演歌節に戻したようです。若々しく元気に歌っており、くせのない声で聴きやすいと思います。

歌詞は恋人を残して故郷をあとにして、夢を追う若者の心境を歌っています。言うなれば演歌の定番のうちのひとつですが、それだけに気分よく聴ける曲です。カラオケで歌っても気分よく元気が出ることでしょう。

この曲のヒットを契機に知名度を上げ、活躍していってもらいたいと思います。
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小田純平 “時にはあなたを”

2018年08月28日 | 演歌・歌謡曲

以前7月に寺本圭佑さんの『夕顔~ふるえる花~』という曲を取り上げましたが、その作曲者の小田純平さんの自作自演の新曲が8月8日に発売された『時にはあなたを』です。

小田純平さんはシンガーソングライターですが作詞はやらないようで、今回も作詞は『夕顔~ふるえる花~』と同じ朝比奈京仔さんです。

作詞作曲が同じ人のせいもあってか、『夕顔~ふるえる花~』と似たような雰囲気の曲になっていて、じっくり語りかけるような味わいのある曲調で、歌詞は女性の細やかな感情がにじみ出たようないい感じに仕上がっています。都会の日常を描きながら、哀愁や寂寥といった感覚が見事に表現されていると思います。

日本クラウンのサイトを見ると、この曲のキャッチコピーは「独自路線を追求し、自身のポジションを確立してきた小田純平が贈る新曲」とあります。確かに歌謡曲でも演歌でもフォークでもない何か独特の感覚が感じられます。

この曲も聴かせる曲だと思いますし、カラオケでは難しい部類になるのでしょうが、歌いこなせればきっと格好いいでしょうね。
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島津亜矢 “道”

2018年08月14日 | 演歌・歌謡曲

島津亜矢さんといえば、抜群の歌唱力を誇る女性演歌歌手の重鎮と言っても過言ではない存在です。

ただ、私のこのブログでは、彼女の持ち歌を直接取り上げたのは、もう11年も前の『富士』1曲だけというのが自分ながら意外でした。常に言っていますように、私にはできるだけ若手歌手を取り上げて応援したい気持ちがありまして、彼女のような実力派は今さらといった感覚があったわけです。

さて、今回取り上げます3月28日発売の新曲『道』は、昨年の『心』に続く一文字シリーズで、内容も同じく真正面からの人生応援歌です。『心』よりも一層力強く、堂々とした内容になってます。

男女を問わず、聴いて歌って勇気づけられる素晴らしい曲だと思います。

彼女はこのところ3年連続でNHK紅白に出場していますが、残念なのはその年の持ち歌を歌っていないことです。今年は是非この『道』を大晦日のステージで熱唱してもらいたいものです。
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松川未樹 “もののふの花”

2018年08月05日 | 演歌・歌謡曲

この松川未樹さんの新曲『もののふの花』ですが、特筆すべきはジャケ写の彼女の衣装で、これまでにない特徴的なもので、弓道着のスタイルです。

日本コロムビアのオフィシャルサイトに彼女の本人コメント映像がありますが、それも弓道着の衣装で、その理由を述べています。「もののふ」とは武士のことで、武士の心をテーマにした曲ということです。

作詞の石原信一氏は会津若松市の出身で、東日本大震災で会津若松の住民が被災者を受け入れ励ました姿が会津武士の生き様に重なり、その姿を女性の生き方になぞらえて書いたのがこの作品だということです。

そういう意味ではこの曲は並の演歌とは一味違う、大変含蓄に富む曲であり、じっくりとその意図を味わって聴くべきでしょう。

女性が主人公の曲ですが、彼女のコメントでも男性にも覚えて歌ってほしいとあり、力強い人生応援歌として誰にでも合うと思います。

彼女にとっても大きな飛躍につながる記念すべき曲になればいいと思います。
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上杉香緒里 “鬼灯”

2018年08月01日 | 演歌・歌謡曲

上杉香緒里さんの曲を最近耳にしないと思っていましたが、2016年11月に出産されていて、今回2年半ぶりの新曲ということで得心しました。

7月4日に発売された新曲のタイトルは『鬼灯(ほおずき)』で、ほおずきがこういう漢字だとは知らなかったです。ほおずきにはもう一つ「酸漿」という表記もあるようですが、「鬼灯」は何かミステリアスな感じがあります。「鬼灯」の由来は実が赤く怪しげな提灯の印象があるからだそうです。

ところで彼女の新曲『鬼灯』ですが、メジャー調のワルツで、こういう曲調は彼女にとって初めてらしいです。ほおずきに自分の恋心を託すという内容で、タイトルの字の怪しさに似合わず、優しさと安らぎを感じる曲です。

母となって新しい気持ちで再スタートを切る彼女にふさわしい新境地の曲で、是非ヒットして、これからのますますの活躍につなげて行ってほしいと思います。
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