♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

ひるの歌謡曲・古賀市

2005年09月30日 | 演歌・歌謡曲
「ひるの歌謡曲」は、福岡県古賀市からの公開収録だった。この番組では時おり各地からのこういった公開収録で放送している。出演歌手はベテラン二人に若手一人というパターンのようだ。きょうの若手は北山たけし、ベテランは神野美伽と松原のぶえ。奇しくも3人とも船をテーマにした曲がある。
神野美伽は『男船』、松原のぶえは『おんなの出船』、そして北山たけしは『男の出船』とややこしい。
公開収録は拍手、声援、手拍子など臨場感があるのがいい。
神野美伽が地元福岡にちなんで『無法松の一生~度胸千両入り』を唄った。村田英雄本人やその他の歌手のカバーとは一味違うよさがあった。
ベテラン二人が4曲ずつ唄ったのに対し、北山たけしは『片道切符』と『男の出船』の2曲だけだった。もう1曲カバー曲を唄わせてもいいのではないかと思う。
コメント

平成歌謡塾

2005年09月29日 | 演歌・歌謡曲
このところイベントレポやラジオの話題が続いたが、久しぶりにテレビ番組を取り上げてみたい。
「平成歌謡塾」は市川昭介氏によるレッスンコーナーがあるので、ゲスト歌手は2名で各1曲ずつというパターンだが、短いながらも二人の司会者のインタビューがほのぼのとした感じでいい。司会者も同じ歌手仲間というのがこの番組をアットホームな雰囲気にしている。
今回のゲストは、三代目コロムビア・ローズと長保有紀だった。三代目ローズは『蒼いバラの伝説』に続き、『異国の華~お春物語~』と異色な作品が続く。前作はアイヌものだったが、今回はオランダお春が異国の父に想いをはせるというスケールの大きな作品だ。歌唱は高音にやや伸びがなかったように思えた。

長保有紀は10月23日の和歌山県長保寺での野外コンサートを告知していた。「ちょうほうじ」と読むが、同じ字という縁でのコンサートとのことだ。また、『城ヶ島雨情』のワンポイント歌唱指導もあった。
「ひと~ゆ~え~に」の急に音が上がるところを、体を使ってスコーンと上げるといいとのこと。
新曲は好調なだけにこれまでとは違う気合が入っているようだ。彼女のトークはさっぱりしていて明るくて、歌と同様に小気味がいい。
コメント

ひるの歌謡曲・野口五郎

2005年09月28日 | 演歌・歌謡曲
「ひるの歌謡曲」は、新御三家のしんがりで野口五郎の特集だった。野口五郎という芸名は、北アルプスの野口五郎岳から取ったことを後で知ったのだが、その前に地図で野口五郎岳という山の名前を見たときは、「何だ、歌手みたいな名前の山があるんだな」と思ったものだ。
デビュー曲が『博多みれん』という演歌だったことも後で知り、意外だった。昨年2月の「BS日本のうた」で、初めてこの『博多みれん』を本人が唄うのを聴いたが、いいと思わなかった。やはり彼の声は演歌には向かないようだ。
野口五郎の曲を聴いていると、新御三家のうちでは一番歌謡曲っぽいという印象がある。『青いリンゴ』は典型的なアイドル歌謡で、『君が美しすぎて』あたりは、GSの雰囲気もただよっている。
代表曲と言える『私鉄沿線』は彼の持つ甘さ、何となくたよりなげな感じにぴったりだと思う。日常的空間を歌謡曲に取り入れた、昭和歌謡の名曲のひとつだ。


ところで気になっていた竹川美子『室津のあなた』のオリコン演歌チャートは、初登場11位と好調の出だしだ。順位もさることながら、『江釣子のおんな』のように息の長いヒットになってほしいものだ。
長保有紀『城ヶ島雨情』は5月の発売以来、いまだに上位をキープしている。曲のよさでじわじわと人気を広げているのだと思う。こういうのが本当のヒット曲だと言える。
コメント

話題のホットミュージック

2005年09月27日 | 演歌・歌謡曲
「ひるの歌謡曲」は、新御三家の二人目、郷ひろみの特集だった。郷ひろみといえばデビューした頃はよく覚えている。正直なところ、あまり好意を持って見ていなかった。でも私が彼の歌の中で唯一カラオケで唄うのが『よろしく哀愁』である。何とはなしに不思議と好きな曲である。それときょうはかからなかったが、『How Many いい顔』の、「処女と少女と娼婦に淑女」の歌詞が面白くて印象に残っている。
ラストにかかる長谷川真吾の『真っ赤な純情』は全曲ではないが、『星降る街角』を思わせるような軽快で思わず踊りたくなるような曲だ。早くテレビで見てみたい。

「歌謡スクランブル」は、話題のホットミュージック、演歌・歌謡曲編の二日目だった。天童よしみ『樹』は、初めての平尾昌晃氏作曲のナンバー。内容は人生応援歌だが、曲調は軽快な歌謡曲調だ。
神園さやか『おじいちゃん』は、大泉逸郎の『孫』が成長してお返しに唄っているようで面白い。
三代目コロムビア・ローズ『異国の華~お春物語』は、彼女の力強い歌唱が光っており、印象的な曲に仕上がっている。
コメント

ひるの歌謡曲・歌謡スクランブル

2005年09月26日 | 演歌・歌謡曲
旅行から無事に帰ってきましたので、再開します。なるべく毎日更新したいとは思いますが、まあ無理のない程度にぼちぼち行きます。

今週の「ひるの歌謡曲」は、7月にデビューしたばかりの長谷川真吾が司会を務める。まだNHKテレビに出演経験のない歌手がこの番組の司会をやるのは、初めてではないかと思う。その扱いが破格とも言えるが、それよりも歌謡コンサートで早く「輝け!期待の新星たち」の特集をやるべきだろう。
出演を期待するのは、長谷川真吾のほか、丘みどり、沢田美紀、一平彩菜、松原健之といったところだ。

ところで今週の「ひるの歌謡曲」の特集は、西城秀樹、郷ひろみ、野口五郎と、昭和40年代後半から50年代にかけて人気を競った、いわゆる「新御三家」である。私は同性ゆえに男性アイドルに興味がなかったのは当然といえば当然だが、当時は常に目にし、耳にしており、印象は強いものがある。
西城秀樹といえば、「Y、M、C、A」の振りの『ヤングマン』があまりにも有名だが、これは洋楽カバーであり、代表曲としては『傷だらけのローラ』をあげたい。

続いて「歌謡スクランブル」は、話題のホットミュージックの一日目。野村将希の35年目のリメイク『一度だけなら』。やはり昭和歌謡の名曲だ。若い頃とは一味違ったよさがある。門倉有希『Jun』は、親しみやすい歌謡曲調のいい曲だ。松原健之『金沢望郷歌』。いい声をしている。

そして竹川美子の『室津のあなた』は、日本各地を題材にした新曲の一つとして紹介された。「デビュー曲の『江釣子のおんな』がロングヒットとなった竹川美子さん。今回は瀬戸内、姫路・赤穂にほど近い小さな港町、室津を舞台に、切ない女心を歌い上げます。」との紹介コメントだった。この曲については、これからじっくり取り上げたいと思っている。
コメント