♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

今年のベスト10

2005年12月31日 | 演歌・歌謡曲
★今年もいよいよあと2時間あまりになった。紅白歌合戦も佳境に入っている。ここでこの1年を振り返って、個人的平成17年演歌・歌謡曲ベスト10を思いつくままにあげてみたい。

1.「室津のあなた」 竹川美子
2.「城ヶ島雨情」 長保有紀
3.「居酒屋「敦賀」」 香西かおり
4.「面影の都」 氷川きよし
5.「こぼれ陽」 牧村三枝子
6.「駅」 大川栄策
7.「大器晩成」 島津亜矢
8.「北フェリー」 岩出和也
9.「旅立ちの駅」 一葉
10.「霧多布岬」 浅田あつこ

こうして見ると、紅白出場者は香西かおりと氷川きよしの二人だけ、歌唱曲は「面影の都」だけだ。

★次に、上記ベスト10以外で期待の若手演歌・歌謡曲のベスト10を別にあげておきたい。

1.「風樹の母」 森山愛子
2.「シベリア鉄道」 大城バネサ
3.「異国の華」 三代目コロムビア・ローズ
4.「陽だまり草」 すずき円香
5.「虹のむこうに鐘が鳴る」 小沢亜貴子
6.「夏椿」 川野夏美
7.「あなたとならば」 O’s
8.「金沢望郷歌」 松原健之
9.「真っ赤な純情」 長谷川真吾
10.「おけさ渡り鳥」 丘みどり

★7~10は今年デビューの新人が並んだ。演歌・歌謡曲が元気になるためには、若手の活躍が何より。メディアもバックアップしてもらいたい。

今年は私にとってこのブログを始めた記念すべき年になりました。来ていただいた方には心から感謝申し上げます。まもなく訪れる新しい年が輝かしい年でありますように・・・
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普天間かおりのこと

2005年12月27日 | 演歌・歌謡曲
★NHK-FM「ひるの歌謡曲」をMDに録音してあったものを整理していたところ、普天間かおりのオリジナル3曲がなかなかいいと改めて感じた。『髪なんか切ったりしない』『祈り』『泣けないラプソディ』と、シンガーソングライターだけに詩と曲がぴったりとマッチしており、女性の繊細な感情表現にすぐれたものがある。

★実を言うと、確か昨年夏ごろだったと思うのだが、彼女がNHK歌謡コンサートに出演して、『岬めぐり』を唄ったとき、出だしの「あなたがいつか・・・」の歌詞をいきなり「あなたがくれた・・・」とやったものだから、何だこいつはと思ってチャンネルを替えてしまったことがあった。
そして昨年10月のテイチクレインボーコンサートでも、目当てはあさみちゆき、みずき舞であって、普天間かおりは歌コンのこともあり、どうでもいいという感じだった。会場も年配の演歌ファンがほとんどで、POP系の普天間かおりのステージは気の毒なくらい白けたムードだった。でもそのときに聴いた『髪なんか切ったりしない』は、感情がストレートに伝わってきて、率直に歌がうまい歌手だなと思った。

★同じ沖縄出身の夏川りみに比べると、ヒット曲はないし知名度もはるかに及ばないが、シンガーソングライターという強みを生かしてこれからの活躍を期待したいところだ。
歌コンのことは、大舞台の生放送で緊張していたのだろうし、そもそもシンガーソングライターにカバー曲を唄わせるのが悪い。でも、とちったがゆえに印象に残ったのだから、ケガの功名ともいえる。
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歌の大辞テン

2005年12月25日 | 演歌・歌謡曲
★日本テレビ系「復活!歌の大辞テン!! 冬のスーパーヒット曲 昭和VS平成のTOP20」を途中から見ていた。今日の放送だけにクリスマスソングも多かった。私なんか年齢的に昭和の方がいい曲が多いと思うのは致し方ないところ。昭和の曲といっても演歌は、私が見たうちでは石川さゆりの『津軽海峡冬景色』と、吉幾三の『雪国』だけだった。演歌では冬とか北国にちなんだ名曲がたくさんあると思うのだが、きょうの番組の雰囲気にはふさわしくないのだろう。
小泉今日子『木枯しに抱かれて』は懐かしかった。アルフィーの高見沢俊彦が作詞作曲した曲だったと知ったが、そう思って聴くとなるほどという感じだ。
洋楽ではワムの『LAST CHRISTMAS』は名曲だと思った。
松任谷由実の『恋人がサンタクロース』が、シングルで出ていない曲だと知って驚いた。

★ところで今日買ったテレビ番組情報誌によると、1月31日のNHK歌謡コンサートは久しぶりの新人歌手特集をやるようだ。掲載されている出演歌手は、「つきよみ」「長谷川真吾」「丘みどり」「田中アキラ」の4人だが、あと二人は出るだろう。松原健之が出るとの情報もあるようだ。
長谷川真吾、丘みどりの出演は予想どおりで楽しみだ。丘みどりは果たして例の露出度の高い衣装で出るのだろうか。二人とも歌コン出演をきっかけに人気アップしそうだ。松原健之もぜひ出演してほしい。
新人にエールを送る先輩歌手が誰になるのかも興味がある。
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紅白歌合戦の曲目

2005年12月23日 | ノンジャンル
紅白歌合戦の曲目が発表されたので、私なりにそれこそ独断と偏見でコメントしてみたい。

★「スキウタ」とそれ以外の振り分けがよくわからない。
全部「スキウタ」で統一するというならまだすっきりしているが、「スキウタ」でもなく今年それほどヒットしてもいない曲があるのが不可解だ。その反面、今年のヒット曲があるのに「スキウタ」を唄わせたり、それも持ち歌だったりカバーだったりで、「スキウタ」アンケートをやった結果、今年は何だかわけのわからない紅白になりそうだ。

★出場歌手個別で感じたこと

長山洋子
「スキウタ」に『じょんから女節』があるのに、なぜ『芭蕉布』を・・・

夏川りみ
やはり4年連続『涙そうそう』だった。「スキウタ」だからいいけれど、そろそろ紅白の舞台で他の曲も唄わせてやってもらえないか。

香西かおり
これもやはり『無言坂』だったかという印象だ。私は『無言坂』は彼女の持ち味を生かした曲と思っていないので、せっかくの復活出場も興味半減といったところ。“「スキウタ」だ文句あるのか”との声が聞こえてきそうだが・・・

前川清・天童よしみ
カバーで「スキウタ」を唄わせるためにわざわざ出場させたのだろうか。天童の『川の流れのように』は、定評があるひばりのカバーだからまだしも、前川の『夜霧よ今夜もありがとう』には首をかしげる。

鳥羽一郎・山川豊
せっかく兄弟で唄わせるのなら、なぜ「スキウタ」の『兄弟船』にしないのだろう。

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NHKのど自慢・BS日本のうた

2005年12月18日 | 演歌・歌謡曲
★久しぶりにNHKのど自慢を見た。北海道岩見沢市からの中継録画で、ゲストは中村美律子と氷川きよし。出演者で印象的だったのは、どちらも氷川きよしのファンというおじいちゃんと孫娘だった。二人で「箱根八里の半次郎」を唄う姿がほほえましかった。三世代に共通して好かれる氷川きよしのキャラは貴重なものだ。

★今年最後の「BS日本のうた」は、宇都宮市からだった。ビデオ録画で見て、前半のリズム歌謡中心のナツメロ特集はひとまず飛ばして、浅田あつこの『霧多布岬』、そして島津亜矢の熱唱ひとり舞台を見た。

浅田あつこは実力派でルックスもいいから、もっとテレビに出れば人気が出ると思っていた歌手の一人である。先日の歌謡コンサートに続いてのNHK出演で、これを機会に知名度も一段とアップするだろう。
『霧多布岬』は少し印象が弱いようにも思うが、まだまだ売れると思う。

島津亜矢のステージは、冒頭の『決闘高田の馬場』が圧巻だった。こういう歌謡浪曲にかけては彼女は他の追随を許さないものがある。私も昨年9月に彼女のコンサートへ行き、『紀伊国屋文左衛門』に心酔した。三波春夫の後継者として、これからも歌い継いでいってほしい。
1曲目で堪能したので、その後の『夜桜挽歌』『帰らんちゃよか』『大器晩成』『感謝状~母へのメッセージ~』は、いくぶん興がさめてしまった気がしないでもなかった。構成的には、ラストに『決闘高田の馬場』を持ってきて華々しくフィナーレとした方がよかったのではないか。

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