♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

歌謡コンサート・新人特集

2006年01月31日 | 演歌・歌謡曲
★さて、楽しみのNHK歌謡コンサート「輝け!期待の新星たち」である。まずオープニング早々、目を引いたのが丘みどりの和服姿だ。これまで演歌百撰では露出度の高いヘソ出しミニルックばかりだったが、和服もなかなか似合っていて、いっぱしの演歌歌手の風情なのは、やはり日本人だなといったところ。

★以前、戯れに今回の出演歌手とカバー曲の予想をして、歌手は4人的中した。カバー曲はどうかと注目したら、長谷川真吾の『よろしく哀愁』だけズバリ的中!だった。

★それはさておき、6組の出演歌手に勝手なコメントを試みることとしよう。

丘みどり・・・『河内おとこ節』 『おけさ渡り鳥』
『河内おとこ節』は華やかさをねらったようで、まずまずの出来だった。振袖の和服姿で明るい笑顔が好印象。歌唱はやや荒削りで、もう少し声の伸びがほしいが、演歌や民謡も唄えるアイドルとしての可能性を感じる。

長谷川真吾・・・『よろしく哀愁』 『真っ赤な純情』
バックダンサーがついたのは、この番組の新人特集で初めてではないか。『真っ赤な純情』は、70年代アイドルのような懐かしさを感じる曲。ダンスのうまさに比べ、歌唱が見劣りするように思う。雰囲気にももう少し華やかさがほしいところ。

つきよみ・・・『木綿のハンカチーフ』 『ゆめのあと』
バイオリンとボーカルのユニットというのが面白くて、なかなか格好いいと思った。『ゆめのあと』は、最近のJ-POPの傾向なのかもしれないが、自己陶酔型というか、何かヒステリックな感じで、感情がどうも伝わってこない。

松原健之・・・『夕焼け雲』 『金沢望郷歌』
MCでは、まじめな純情青年というイメージだった。年配者には受けるタイプかも知れない。2曲とも持ち前の美しい高音がよく出ていた。今回の出場者の中では、もっとも将来性を感じる。

沢田美紀・・・『涙そうそう』 『タイムマシンの恋人』
ルックス、スタイル、声のいずれもけっこういい線をいっているし、清潔感がある。ただ強い個性というものが感じられず、印象が弱いともいえる。小沢亜貴子、みずき舞など同傾向のライバルも多く、どう自己アピールしていくかだろう。

田中アキラ・・・『君恋し』 『俺と一緒にいかないか』
歌唱は場数を踏んでいる感じで、自分なりのスタイルを持っていると思う。それだけに新鮮味が感じられず、「カラオケのすごくうまいお兄ちゃん」といったイメージ。

★あさみちゆき、神園さやか、大城バネサ、竹川美子、森山愛子と、この歌コン新人特集で初めて見た歌手のことを思い起こしながら見ていた。演歌・歌謡曲勢の若手にとっては厳しい時代だろうが、歌の力を信じて頑張ってほしいものだ。

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名曲の時間です

2006年01月30日 | 演歌・歌謡曲
★テレビ東京系「名曲の時間です」は、「目指せカラオケ・クイーン!イケてるオンナの勝負歌!」で歌姫7人衆の出演。
その中には、かつてのアイドル、石野真子、石川ひとみ、大場久美子がいるかと思えば、バラードシンガーの沢田知可子、チャキチャキ江戸っ子の森川由加里といった懐かしい顔ぶれが揃い、やや異質な感じで水森かおり、川中美幸の演歌勢二人が加わっていた。

★石野真子『狼なんか怖くない』は、吉田拓郎作曲、阿久悠作詞の黄金のデビュー曲だ。大場久美子は「コメットさん」のイメージがあまりにも強く、歌手としての印象が希薄で、唄っていた『スプリング・サマー』も知らない曲だ。石川ひとみ『まちぶせ』、沢田知可子『会いたい』、森川由加里『SHOW ME』と、いずれも大ヒット曲を持つが、いわゆる一発屋の印象は否めない。『会いたい』がヒットしていた頃、こんな泣き言みたいな曲はいやだなと思っていた。今はそうでもなく、素直にうまいと感じる。
水森かおりは『五能線』、川中美幸は『女 泣き砂 日本海』と、新曲『歌ひとすじ』を唄った。水森かおりもそろそろ新曲を聴きたいところだが、まだ情報を聞かない。

★録画で登場した中で目を引いたのが、『セカンド・ラブ』の中森明菜だった。『少女A』でちょっとあぶないアイドルのイメージを植え付けた後の鮮やかな再イメチェン。大人のムードをかもし出してぐっと幅が広がったようだ。思えばこの曲が以後のトップアイドルの地位を決定付けたようにも思う。
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次回の歌謡コンサート

2006年01月28日 | 演歌・歌謡曲
★24日のNHK歌謡コンサートに出演した竹川美子の余韻まださめやらぬというところだが、次回31日は久々の「輝け!期待の新星たち」の放送があるので、こちらに注目したい。NHKの公式サイトでは出演する新人歌手の名前を明らかにしておらず、番組表を見てもエール役の先輩歌手、前川清、川中美幸の二人しかのっていないのは不可解だ。以前にも書いたが、テレビ番組情報誌では、つきよみ、長谷川真吾、丘みどり、田中アキラの4組があがっている。いろんな情報ではあとの二組は、松原健之と沢田美紀のようだ。私はこの中で、丘みどりと沢田美紀はCDを既に購入している。つきよみの『ゆめのあと』を試聴したところ、J-POPのようだ。田中アキラは聴いたことがないが、ムード歌謡らしいタイトルだ。
自慢するわけではないが、6組中で私が予想していたのが4組と的中率が高かった。外れたのは一平彩菜だけだ。

★ところで、6組の歌手のウェブサイトと、歌コン出演情報について調べてみた。

つきよみ・・・独立の公式サイトがあり、歌コン出演情報あり

長谷川真吾・・・独立の公式サイトがあり、歌コン出演情報あり

丘みどり・・・VAPのサイトの中にあるが、歌コン出演情報なし(スケジュール自体がない)

田中アキラ・・・アクターズエージェンシーのサイトの中にあり、歌コン出演情報あり

松原健之・・・五木ひろしのサイトの中にあり、歌コン出演情報あり

沢田美紀・・・独立の公式サイトがあるが、歌コン出演情報なし


★沢田美紀は、せっかく独立したサイトがありながら、こんな重要な情報をのせないのは理解に苦しむ。担当者の怠慢としか言いようがない。

★竹川美子もデビュー後8ヶ月以上たって出演した歌コンで『江釣子のおんな』のヒットにはずみがついた。私もあの歌コンがきっかけで彼女のファンになった。今回もこの歌コン出演によって、生きのいい若手がブレイクしてほしいものだ。

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歌謡コンサート・竹川美子

2006年01月24日 | 演歌・歌謡曲
★竹川美子が1年ぶりに出演とのことで、待ちに待ったNHK歌謡コンサートを見た。「横須賀発!港町名曲集」と銘打って、よこすか芸術劇場からの生中継だった。会場はオペラ公演をやるような立派なホールだ。竹川美子の衣装は、初めて見る赤系統の上品な花柄の着物だった。MCは大先輩の坂本冬美と二人並んでだったが、気後れすることなく笑顔がさわやかだった。ふるさとの瀬戸内海のことを話しているとき、少したどたどしいところもあったものの、今日も持ち前の誠実さがにじみ出ていた。

★『室津のあなた』の歌唱は、全国に生放送ということで緊張感が伝わってきたが、しっかりと歌い上げていたと思う。ステージのバックが夕陽のような赤い色で、曲によく合っていた。この曲は女心のせつなさを歌っているものの、悲しい曲ではなく、何となく瀬戸の陽光がイメージされるような、またほのぼのした懐かしさもただよう曲だと思う。そういったイメージにぴったりの竹川美子の明るい愛らしい表情がとてもよかった。


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名曲の時間です

2006年01月23日 | 演歌・歌謡曲
★テレビ東京系「名曲の時間です」は、「青春感動ソング」と題して昭和50年代のポップス歌謡が中心だった。よくテレビで歌謡番組をやっていた時代なので、よく聴いたなつかしい曲が多かった。
渡辺真知子は、ヒットしていた当時は結構好きだったが、今の彼女の歌を聴いているとあまりいいとは思わない。
研ナオコの『夏をあきらめて』は、いつの間にかサザンの桑田圭祐の歌のほうがなじみになったが、あのけだるい感じはやはり彼女のための曲だと思う。ところで私が初めて研ナオコを知ったのは『京都の女の子』という阿久悠作詞の曲だったが、この曲は意外と知られていないようだ。
H2Oの『想い出がいっぱい』は、あだち充原作のテレビアニメ「みゆき」のエンディングテーマだった。この番組は毎週見ていて、エンディングはいい曲だなと思っていたら、そのうちにヒットしてきた。そしてスタンダードナンバーになった。
杏里の『キャッツアイ』もテレビアニメのテーマソングだったのだが、番組よりも曲が大ヒットしたため、アニメテーマだということを知らない人が多かった。アニメの原作は「シティーハンター」の北条司。
桑江知子の『私のハートはストップモーション』もなつかしい。本人をテレビで見たのは久しぶりだ。27年前の昭和54年にデビューで、同期には竹内まりや、松原のぶえなどがいるとのこと。そういえば当時何かの音楽新人賞番組で、桑江知子と竹内まりやが一緒に出ていたのを覚えている。そのとき賞を手にしたのは、『ドリーム・オブ・ユー』の竹内まりやだった。
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