♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

三田りょう “風の旅人”

2013年11月30日 | 演歌・歌謡曲

三田りょうさんをこのブログで取り上げるのは初めてで、その名前も聴いたような気がする程度でした。

9月18日に発売されたこの『風の旅人』は異色の作品で、中央アジアのキルギス共和国との友好の懸け橋になることを願って作られた楽曲ということです。

三田さんは支援者からの依頼でキルギス共和国との親善支援活動を行っており、8月にはキルギスを訪れ、独立記念コンサートでこの『風の旅人』を披露しています。その様子はYoutubeにアップされています。

この曲は異国情緒があり、中央アジアの草原をイメージして心地よく聴けます。
カラオケで歌っても、他の演歌・歌謡曲とちょっと雰囲気を異にして、いい感じだと思います。
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花咲ゆき美 “風泣き岬”

2013年11月23日 | 演歌・歌謡曲

花咲ゆき美さんは出すたびに本当にいい曲をもらっていますね。11月13日に発売されたばかりのこの『風泣き岬』も彼女の卓越した表現力で聴かせる作品に仕上がっています。

作詞:伊藤美和氏、作曲:徳久広司氏は前作『冬の蛍』と同じコンビです。

嫁ぐ前日の心境、それも一番好きだった彼とは結ばれない、その未練心をテーマにした曲で、歌詞はその微妙に揺れ動く女心をうまく表現しています。

メロディーは三連符を多用した歌謡曲テイストで、ドラマチックで聴き映えがするので、カラオケでも人気曲になることは間違いないでしょう。

冷たい風が吹きすさぶ北の岬の情景と、主人公の女性の心境がうまくマッチしていて、今年の掉尾を飾る名曲の登場といった実感がします。
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市川由紀乃 “流氷波止場”

2013年11月16日 | 演歌・歌謡曲

10月23日に発売された市川由紀乃さんの新曲です。彼女は正統派の演歌歌手として安定した人気を保っています。それだけにこの辺で大きなヒット曲がほしいところですが、この曲はそんな期待を抱かせるに十分な重厚感のあるいい曲です。

冒頭の歌詞からいきなり「あなたどうして わたしを捨てた」と女の強い情念がほとばしります。同じ一番の歌詞には「やせた三日月 この手でつかみ 切ってやりたい…」というのもあり、恐ろしいほどの未練心が表出されています。

2番、3番ではそういう強い情念は影をひそめて、悲しさや切なさを表現するほうにシフトしています。

また、2番冒頭の「はるか国後 届かぬ想い」という歌詞には、いまだ還らぬ近くて遠い北方領土への想いがこめられているように感じました。

流氷の広がる荒涼とした風景、そして女の熱い情念が対照的に描写されていて、すごく聴きごたえのあるスケール感に満ちた曲だと思います。
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北川大介 “君の住む町で”

2013年11月10日 | 演歌・歌謡曲

北川大介さんは、味わいのあるムード歌謡を次々に出していて、カラオケで彼の曲をうまく歌うとなかなか格好いいものです。

マスクも甘くて、竹島宏さん、山内恵介さんとの「イケメン3」の中では年上のリーダー的存在です。

そんな彼の10月2日に発売された新曲は、これまでとはイメージを変えて、ポップな感じの青春ラブソングといった感じの曲で、軽快な中にも哀愁感があり、メロディーは懐かしさが漂っています。

作詞作曲とも平尾昌晃氏で、彼自身が現役歌手として活躍していた頃をイメージして作ったような気がします。

YouTubeにアップされているPVなどを見ると、北川さんが本当に楽しそうにこの曲を歌っています。カラオケで歌っても楽しい気分になり、自然に体を動かすといった感じになると思います。
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三代目コロムビア・ローズ野村未奈 “かがり火恋歌”

2013年11月02日 | 演歌・歌謡曲

三代目コロムビア・ローズさんがデビューしたのはもう9年前で、この『かがり火恋歌』は彼女の10周年記念曲です。そしてこの曲から芸名が三代目コロムビア・ローズに続けて野村未奈が入りました。彼女の本名は野村美菜で、字を少し変えています。

以前にも書いたのですが、私は三代目コロムビア・ローズという名前が彼女の重荷になっているようなので、本名で再デビューした方がいいと思っていました。今回の改名は中途半端ではありますが、今後、野村未奈を前面に出すのであればいいと思います。

さて、6月に発売されたこの『かがり火恋歌』は、彼女の力強い歌唱が冴えた、重厚な味わいの聴きごたえある曲になっています。途中に民謡調のフレーズが挿入されているのも特徴的です。

彼女は見た目も貫禄というか、大人の歌手としての風格が出てきたように思います。三代目コロムビア・ローズという名前にふさわしくなったとも言えるのですが、歌手「野村未奈」としての存在感で活躍してほしいものです。

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