♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

「ひるの歌謡曲」「歌謡スクランブル」

2005年05月09日 | 演歌・歌謡曲
「ひるの歌謡曲」の若手歌手による司会で、初の男性として登場した山内恵介の初日は、やや生硬さが感じられた。
新沼謙治はもうデビュー30年になるとは早いものだ。「スター誕生」に出ていたときは、東北出身の純朴な青年という印象があった。

「歌謡スクランブル」の熱唱演歌集の中で、せりふ入りの「お七」「母ざんげ」「一本刀土俵入り」と3曲が続いた。その中では、やはり島津亜矢の「お七」が秀逸だった。彼女は名作歌謡劇場シリーズも手がけており、こういった曲はお手の物である。これだけ語りを聴かせることができる歌手は、彼女をおいて他にいないと言っても過言ではない。これからもライフワークとして取り組んでいってほしい。

その他では、氷川きよしのアルバム収録曲である「青龍(りゅう)」が、ひときわ精彩を放っていたと思う。すぐ前に三波春夫の「一本刀土俵入り」があったためか、氷川きよしの歌唱には、三波春夫を思わせるような声の伸びと張りを感じた。
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