♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

中島ゆきこ・都忘れ

2007年08月28日 | 演歌・歌謡曲

★この中島ゆきこさんの『都忘れ』という曲を知ったのは、先月のNHK-FM「歌謡スクランブル」ホットミュージックでした。初めて聞く名前なので、新人歌手かなと思って調べると、中島祐希子の名前で13年も前にデビューされていました。今回名前を仮名にして、レコード会社もテイチクに移籍し、4年ぶりに出た新曲が『都忘れ』とのことです。

★テイチクのサイトでは本人のコメントメッセージの映像を見ることができます。可愛くて親しみを感じるキャラクターですね。こんな素敵な人が長い間埋もれていたのはもったいないことです。

★都会からふるさとへ帰った女性の気持を歌ったしあわせ演歌と、彼女自身がコメントしています。曲の構成はオーソドックスです。彼女の歌唱には力があり、気持ちが伝わってきて、しかも癒される歌声です。
再デビューという気持ちで、若手歌手の刺激になるような勢いで頑張ってほしいと思います。

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サブ歌・花咲、西村、竹川

2007年08月24日 | 演歌・歌謡曲
★「サブちゃんと歌仲間」は、今回も私にとってうれしいゲストが多く出演していました。花咲ゆき美さんはトップバッターで、『哀愁本線』を2コーラス唄いました。やはり一般的な1番と3番だったのですが、最も歌詞が優れていると思う2番がないと、何か物足りないですね。この花咲ゆき美さんは、身近な目標を水森かおりさんにするといいような気がしました。

★西村亜希子さんを初めてテレビで見ることができたのは収穫でした。最近になって注目するようになった歌手ですから。思っていた以上の美人でした。表情も暖かみがあって魅力的です。曲はもちろん『櫻吹雪 恋の道行き』で、彼女は白井権八・小紫の二人のお墓にお参りしてきたそうです。

★そして竹川美子さんの『港は雨あがり』は、ゲスト歌手のラストを締めるという好位置で、もうすっかりベテランと言ってもいい貫禄です。少しはにかみ加減の笑顔が、この曲の雰囲気にとてもよくマッチしています。
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演歌百撰・丘みどり、松川未樹

2007年08月22日 | 演歌・歌謡曲
★「演歌百撰」を久しぶりに見ましたら、トップが丘みどりさんの『日御碕灯台』で、二番手が松川未樹さんの『おんな浜唄』と、偶然にもこのブログで取り上げたばかりの曲が続きました。

★丘みどりさんは元々この番組とは特別な関係にあるようで、デビューの頃からよく出演しています。今回は歌手にしては地味な淡色のドレスという衣装で、落ち着いた雰囲気でした。歌のほうは一生懸命取り組んでいるという感じで、表情はやや固いかなという印象でした。

★松川未樹さんをテレビで見たのは初めてになります。衣装はジャケ写と同じもののようで、ロングスカートのようにも見える白いパンタロンでした。
新人らしからぬ堂々と歌い慣れた感じで、よかったと思います。彼女の歌う姿を見ていて、北原ミレイさんとかちあきなおみさんといった大物歌手のイメージがダブってきたのは、彼女にも大物の素養があるからかもしれません。ただ、少し気になったのは、歌っている間、腰をかがめすぎるのではないかということです。
この『おんな浜唄』は、カラオケでも歌唱力のある人が好んで取り組むのではないかと思います。
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松川未樹・おんな浜唄

2007年08月18日 | 演歌・歌謡曲

★またまた実力のある新人女性演歌歌手が登場してきました。その名も松川未樹さん。デビュー曲は『おんな浜唄』です。作曲家岡千秋氏のもとで何と8年間も修業したとのことで、まさに雌伏8年というわけです。

★曲は漁師の妻もので、漁に出た夫の無事を祈る気持ちがよく表現されています。擬態語がうまく用いられていて印象的です。北の漁港の荒涼さの中にたぎる女の情念・・・ いいですね。さすがは岡千秋先生、秘蔵っ子にとっておきのいいデビュー曲を提供されたと思います。この曲の3番の歌詞に「わたしゃ果報者だよ」とありますが、まさに彼女は果報者ですよ。

★この松川未樹さんはすごく個性的ないい声をされていますね。哀愁を帯びていて、こういう曲にはぴったりです。新人とは思えない堂々とした歌唱です。ジャケ写だけでなくネットのサイトでいくつか彼女の写真を見たのですが、大人っぽさとあどけなさの両方を備えたルックスと感じました。
花咲ゆき美さんに続く演歌の大型新人として、彼女には大いに注目していきたいと思います。


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丘みどり・日御碕灯台

2007年08月16日 | 演歌・歌謡曲

★丘みどりさんが股旅演歌『おけさ渡り鳥』でデビューしたのが、ちょうど2年前になります。露出度の高いミニの衣装で深夜の演歌番組に登場してきたときは、違和感は否めないながらも、演歌界にちょっとした新しい風が吹くのではとの期待もありました。

★その彼女も低迷状態のようで気になっていたところ、レコード会社を移籍してようやくセカンドシングルの新曲『日御碕灯台』が出ました。島根県出雲市の観光名所をテーマにしたご当地ソングです。今回は正統派本格演歌路線ということで、レッスンも相当念入りに行われたようです。ジャケ写で見ると、ずいぶん大人っぽい女性へとイメチェンしたようですね。

★この『日御碕灯台』は、特に目新しさはないもののよくできた曲だと思いますし、歌唱も真っ向勝負でしっかりしています。これならカラオケファンにも気に入られそうです。ただ若手女性のライバルは多いですし、その中で彼女がどれだけ存在感を主張できるか。演歌界全体が冷え込んでいるだけに厳しいかもしれません。
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