「ＢＳ日本のうた」続き

昨夜の「ＢＳ日本のうた」についてさらにコメントしたい。特集テーマが結婚式というめでたいものだったため、会場が華やかな気分に包まれていたことが、いつにない番組の盛り上がりを呼んだのだと思う。
まさに演歌・歌謡曲の楽しさを存分に味わうことができた。これからもこの番組は、こういう方向で楽しい歌番組として続けてほしいと願っている。また、ＢＳだけの放送ではもったいないので、できれば地上波の番組としてレギュラー化してほしいとも思う。

また、この番組に毎回次々と若手歌手が登場しているのは、大変いいことであり、もっともっと若手歌手に活躍のチャンスを与えてほしい。それにしても、いまだに竹川美子の出演が実現しないことが不思議でならない。彼女の「江釣子のおんな」こそ、この番組にふさわしいと思うのだが。

昨夜は川中美幸について、この歌手の庶民性、そして歌を大切にする姿勢に対して、感銘を受けた。演歌・歌謡曲はこれまでも大衆に愛され、大衆とともに歩んできた。歌手はたとえどれほど有名になり、トップスターとあがめられるようになっても、大衆のレベルに立ち、大衆に聴いて喜んでもらうという姿勢だけは忘れないでほしいと思う。