きよしとこの夜

何げなく見ていたＮＨＫテレビ「きよしとこの夜」が面白かった。ゲストは声優の戸田恵子。彼女は三谷幸喜氏監督の映画「ラヂオの時間」で「千本のっこ」というわがままな女優の役をうまく演じていたのが印象に残っている。元は「あゆ朱美」という名前で昭和４９年に歌手デビューしていたとは初めて知った。当時はアイドル歌謡もよく聴いていたが記憶がない。声優としては「アンパンマン」が有名だが、ハリウッド映画女優の少々気の強い役の吹き替えなんかはぴったりだ。
氷川きよしの「花の渡り鳥」を聴いたのは初めてだ。「大井追っかけ音次郎」のカップリング曲だった。やはり氷川きよしは股旅演歌がいい。ミスマッチな衣装で唄う新感覚の演歌には、独特の持ち味がある。