♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

大江裕 "こころ変わり"

2014年09月28日 | 演歌・歌謡曲

9月3日に発売された大江裕さんの最新シングルは、彼にとって初めての女唄となります。

彼はその独特の風貌も相俟って、デビュー曲の『のろま大将』のイメージがどうしても強いのですが、今度の新曲はなかなかムードたっぷりに女心を歌い上げています。また、その中に彼の明るいおおらかな持ち味も十分聴かせてくれます。

新境地のこの曲で彼の演歌歌手としての幅がぐっと広がったような気がします。カラオケでもきっと人気曲になるのではないでしょうか。
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竹川美子 "下田慕情"

2014年09月11日 | 演歌・歌謡曲

8月6日に発売された竹川美子さんのニューシングル『下田慕情』はオリジナル曲ではなく、伊豆の下田でずっと親しまれてきた曲ということです。
彼女の師匠である叶弦大氏がこの曲を発掘して、美子さんに歌わせることにより、まさに新しい命を得てよみがえるといった感じでしょうか。

彼女の持ち味はとても繊細な節回しだと思います。うなりや力強さに訴えるのではなく、女性らしい微妙な情感を実にうまく表現する歌手だと言えるでしょう。
この『下田慕情』を聴くと、そういった彼女の持ち味が十分に発揮されています。さすがに叶弦大氏は彼女の個性にぴったりなこの曲を歌わせたものだと思います。

私も先日この曲をカラオケで初めて歌ってみましたが、曲のあとに本人のコメント映像が流れ、ゆったりと歌ってくださいとのアドバイスがありました。
確かに歌っていてもゆったりといい気分になる曲です。

彼女はデビューから11年になり、すでに中堅演歌歌手としての地歩を固めていますが、この曲でますますステップアップしてほしいと思います。
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池田一男 “最後の恋人”

2014年09月10日 | 演歌・歌謡曲

池田一男さんという名前は聞いたことがなかったのですが、地元の新潟では以前から鉄工所経営のかたわら歌手活動をされていて、「新潟の裕次郎」として知名度も高いようです。

4年前に奥さんを亡くされ、2011年に鉄工所をたたんで60歳でメジャーデビューという異色の経歴です。

さてこの『最後の恋人』は自然に体が踊り出すような軽快なムード歌謡で、いい曲だと思います。最後の恋人ということですからこれまで恋の遍歴を重ねてきて、やっと本命にたどりついたという心境でしょうか。

彼はムード歌謡に向いた甘い歌声で、長年のキャリアがあるだけに洗練された円熟味を感じます。
カラオケでもきっと人気が出そうな曲です。

今月16日にはNHK歌謡コンサートに出演するとのことで、「新潟の裕次郎」が日本全国にその名をとどろかせることでしょう。
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