♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

BS日本のうた

2005年05月14日 | 演歌・歌謡曲
きょうの「BS日本のうた」は見ごたえたっぷりだった。まず地元愛媛県出身の山本智子が白無垢の花嫁衣裳で登場。オープニングの全員コーラスに見当たらないので、あれっと思っていたらこんな趣向があったとは・・・ 
「瀬戸の花嫁」は彼女の声にぴったりで、この曲がヒットした当時の小柳ルミ子を思い起こし、なつかしい気持になった。そして彼女が花嫁衣装のまま舞台の右袖に金屏風を背に座り、その間、結婚式で唄われる歌をテーマに曲が続く。その中では、神野美伽の「乾杯」が、ストレートな唄い方で新鮮に聴こえた。また、川中美幸の「二輪草」の客席との交流も、ほほえましくてよかった。島津亜矢の力強い「黒田節」に鏡五郎の踊りも見ごたえがあった。

若手3人の新曲がまたいいものばかり。テレビでは初めて聴く一葉の「旅立ちの駅」は、昭和歌謡の香りも漂わせたメロディーが耳に心地よく、声も個性的でよい。きょうの準主役の山本智子は「春仕度」を気分良く唄い、振りも表情もよかった。きっと彼女にとって忘れられない出演となったことだろう。そして三代目コロムビア・ローズは、MCはやや緊張気味だったものの、「蒼いバラの伝説」を力強く唄い上げた。

ラストの川中美幸の熱唱一人舞台は、ふだんあまり見られないドレス姿もよかったし、どの曲も正攻法できっちりと唄う姿が印象的だった。まさに汗びっしょりの熱唱だった。
  
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