夫婦でお邪魔する酒屋店内での立ち飲み(角打ち)は、お客同士の距離が近いので、職業や年齢やに関係なくワイワイ。
異業種交流会みたいな場なので、さまざまな特技やいろんな資格、あらゆる職業のお客さん達と知り合えます。
角打ちで親しくなった家具職人のWさんに、電話台をこしらえていただきました。
いまどき、固定電話を持つ人が少なくなったのか、電話台って売ってないんですよね。
大きすぎたり、小さすぎたり、探し続けて数年。
うちのリビングにある家具はアンティーク(北欧とイギリス)なので、その風合いとマッチする電話台となるとなおさら出会えません。
もうこうなったら、オーダーしかない。プロにムリを言って製作してもらいました。
しかも材料費のみのお友達価格で。
まあ、そういうわけにもいかないから角打ちの店主さんに、Wさんの好きな瓶ビール10本分のお金を預けて。
にしても、数千円の手間賃WWWW。ほめられたもんじゃない。
本業のあいまに製作していただいたのですが、物凄くたくさんの絵コンテがLINEに送られてきて「部品はこっちとこっちはどっちがいい???」と聞かれても、こっちとそっちの違いが判らないぐらい細かい。
設置してみると、ルーターや集端装置も全部収納出来てスッキリ。
「いまどき固定電話いる???」というところですが、高齢の義両親が何度言っても固定電話に連絡してくるので、義両親とのホットラインとしてだけ機能しています。
この電話台を設置してみたら、電話台の下のケーブル類がごちゃごちゃしているのを見て、どうにも許せなかった職人魂。
ワタシはゼンゼン気にならなかったんだけど・・・・いいよ、いいよと固辞したけど、その後さらにケーブル類の収納函も製作して、取り付けてくれました。
ご本人いわく「前代未聞の押し売り工事」と。
この押し売り工事の材料費と工事費は、わらび餅と瓶ビール1本。安すぎるじゃろーーー
ワザを持つ気の合う友達ってありがたいわーーー。
ってこれ一方的にありがたいのはワタシだけですけど。Wさんにまったくメリット無いことに改めて気づく。ホントにありがとう。