Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

海老様に、にらまれて来ました

2014-09-07 | 旅のあれこれ

やっと遅い夏休みが取れたので、オットと久しぶりの京都に行ってまいりました。
平日なので、朝の新幹線は大勢のビジネス客の中にあって、オットは、京都までのたった1時間半強の車内で、すでにこれですよ
このあと、もう1本飲んでいた。普段はマジメな銀行員なのよ。
                   

今回の一番の目的は、これです。京都南座 9月花形歌舞伎 『通し狂言 壽三升景清』
       

本格的な歌舞伎は、まだ見たことが無いので、とても楽しみにしていました。
なにせ、取れたお席がなんのミラクルか・・・・・前から2列目。それもど真ん中。生涯2度とこんな良い席にはめぐりあうことは無いでしょう。これで、ついに人生の運を使い切ったかもしれない・・・・・
            

主演は市川海老蔵。好き嫌いはおいといて、なんたって歌舞伎の名門 市川宗家の御曹司ですから。
目があうなんてものじゃない位の近距離で、海老さまにしっかり睨らまれてまいりました。

初めて見た歌舞伎でしたが、これがものすごーく面白かった。
様式美というか、けれん味、と言いましょうか。デフォルトされて、大げさで、奇抜で、意表をついています。
唄、三味線、笛、太鼓、床を叩いて音を出す『キ』とか。音の効果も素晴らしいのです。
伝統芸能って、長年つちかわれてきたものの結晶なんだな、と改めて感心しました。

最後の20分の最終幕だけ舞台上にあがって観劇できる『三升席』というお席がオプションであります。こんな感じ↓まさに舞台上に坐るんです。これ、けっこうギョギョッ、となりました。
役者が超間近で見られるかわりに、自分たちも観客から見られる。これ、けっこう恥ずかしいかも。
       

ここぞって場面で『成田屋っ!!』とか『高島屋っ!!』『松嶋屋っ!!』と、掛け声がかかるのを、初めてナマで聴きました。あの掛け声も、歌舞伎を盛り上げるアイテムのひとつですね。
私の場合は、『高島屋』とか言われても、せいぜいデバートぐらいしか思い出さないから、『それ誰??誰のことっ??』てなるんですが。

歌舞伎ってワケがわかんないかも・・・・と、当初の懸念はどこへやら、終わってみたら、あぁ、面白かった、とオットと2人で言い合いました。タイミング良く解説してくれるイヤホンガイドのおかげですけど。
歌舞伎がこんなに面白いものと思わなかったので、また観てみたいなぁ~。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (もみじ日記)
2014-09-07 23:08:26
海老蔵さんは私と血液型同じですかね?
AB蔵とか・・・^^;
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もみじ日記さんへ (itatchi)
2014-09-08 07:52:08
アラ、(?_?)!もみじ先生は、AB型でした?それはいざ、という時に貴重な。うちの息子もAB型で、「変わり者」扱いされるって、嘆いてました。
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ママンサです~♪ (⑦パパ)
2014-09-08 08:36:29
先日、映画観てから、
娘は海老さまに夢中です。
お子ちゃま達の可愛い事可愛い事。
良いお父様ぶりも、素敵に思うらしい。
このブロ読ませて頂いたら、
また、キャイキャイ言うでしょう~~~
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ママンサさんへ (itatchi)
2014-09-08 08:48:13
市川左団次、片岡孝太郎等が、脇を固めてました。
意外に海老さま、わりと声量がなくて、他の役者のほうが声が大きかったです。
でも、それを補ってあまりある姿の良さ、目力は、さすが宗家の御曹司でした。
演目でしょうが、歌舞伎は、笑う場面もたくさん。
死ぬ前に一度は歌舞伎を見たい、と思いきって出掛けただけのことはありました。
いつか和服でも出かけてみたいものです。
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Unknown (takako)
2014-09-08 17:11:31
歌舞伎鑑賞デビューされたんですね~☆

私の鑑賞デビューもナント南座でした♪
2002年頃?だったと思いますが、中村魁春さんの襲名披露を兼ねた公演のチケットを頂き行って来ました。

襲名披露での各役者さんのウイットに富んだ口上が面白かったです。
結びの言葉はお決まりの「・・・よろしくお願い申し上げまする次第にございます~」(笑)

それから東京や京都でたまに行ってます。

来月の十月大歌舞伎、勘三郎さんの三回忌追善公演へ行ってきます(^^♪
新歌舞伎座になっては初めてですのでとても楽しみにしています。

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takakoさんへ (itatchi)
2014-09-08 21:23:05
玉三郎と獅童の現代劇は見たことがあるのですが、その時、バケものかと思うほど、玉三郎がキレイでした。
南座では、春猿の新派「滝の白糸」も見ましたが、本格的な歌舞伎は、今回お初です。
この演目は、花魁道中、母子もの、捕物帳、とアトラクションがテンコ盛りでした。

襲名披露とは、またいいチケツトですね。
その「・・・よろしくお願い申し上げまする次第にございます~」聞いてみたいですね!!

新歌舞伎座は、一度は行ってみたいと思っています。
takakoさん、ちょくちょく観劇にお出かけの様子で、羨ましい。
生きている間に勘三郎を見たかったですけど、勘九郎がますますそっくりになってきましたね。
私は、月末に博多座で『ミスサイゴン』の予定です。
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