私の誕生日には、いつもゴージャスなお祝いをしてくれる親友K子ちゃん。いつぞやは、一般ピーポーの私に「開店祝い???」みたいな胡蝶蘭が届きました。
今年は、イタリアンの名店「Libero」のディナーをオットと2人分、ご馳走してくれました。
この年になって、欠かさず誕生日のお祝いをしてくれる友達がいる、というのは、ほんとにありがたいことです。
さて、そんなK子ちゃんのお誕生日を、イタリアンの「CARLOTTA(カルロッタ)」でお祝いしました。
カルロッタには、以前、予約の電話をした時にこう断られました。「その日は、あいにくイタリアへ行ってまして・・・」。あれから、日にちもたっているし、イタリアでの修行も終えて、いち段と腕を上げてることでしょうよ。だよね???
カルロッタといえば、10種盛りの前菜。わぁー、キレイ。
1枚の写真には収まりきらないので、2分割で。しかーーし、私はカタカナの料理名は、すぐに忘れる・・・・なので、なんとかのリエット、なんとかのキッシュ。ヒラメのナントカ、炙りサバのナントカです。
2分割のもう一方のほう。とうもろこしのムース(唯一完全形)まぐろのナントカ、ドライトマトとトリッパのナントカ、ナントカのカルボナーラのパイ包み、以下略。
違う食材、違う調理法で飽きさせません。コワザが効いて、ひとつひとつが印象的でした。
特に、ともろこしのムースおいしかったなぁ~。「これ、どうやって作るんだろう???」「卵白を泡立てて・・・・」と、K子ちゃんとあれこれ分析してみたけど・・・・やめた、やめた。わかったところで、自分で再現できるわきゃないんだ。
温かい前菜は、広島産サーモンとアスパラガスのショートパスタを使ったもの。/span>
カタカナ苦手なワタクシが、パスタの種類を憶えていると思うなかれ。ではこんな便利なシートを使って、たぶん、下段の左から2番目あたり・・・かな。
お魚のメインはカマスのポアレ。干物じゃない鮮魚のカマスを食べたのは、初めてかも。サフランとビネガーを感じるサラッとしたソースなので、カマスの強めの塩が、いい塩梅。
お肉のメイン。こんな分厚い鴨肉に出会ったシアワセをかみしめました。じっくり火を通す低温調理で、肉のうま味がギュッギュッと。
お皿の上のこの空間使いは、シェフのこだわりでしようか・・・・・この空いてるスペースになんか盛ってくんない???と言いたくなるが。
パスタは、広島産さざえを使った中細の平たい麺。この黒ぽいソースは、サザエの肝かな。トマトでもクリームでもオイルでも無い印象的なソース。なかなか出会えないパスタでした。
デザートは、広島産レモンのジェラート。酸味控えめ、ふんわりとした甘みのスイーツ。
同伴出勤と思われる和服のママさんと優良顧客とおぼしきおじさまとの2人連れとか、1人で来てワインとパスタでサッと食事を済ませる若い女の子もいたし、女子会やらデート中のカップルやらと、様々なタイプのお客様でにぎわってました。いろんな使い方ができるお店なので、今度はアラカルトでいろいろ食べてみようっと。