石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

台風対策

2018年07月28日 | 日本ミツバチ
台風12号がやってきます。背の高い風にあおられてしまいそうなゴマととうもろこしは紐で囲いました。被害が出ないことを願うばかり。

ハチの師匠が朝やってきました。台風で日本ミツバチの巣が倒れたりしないように針金で固定作業。朝から晩・夜中までハチを見ているのが好きだという師匠は私たちに色々指南してくださいます。
7月に入って2つの群が逃げてしまい、垂れ蜜しぼりも急遽行いました。春に分蜂した巣箱の蜜なのではちみつはあまり採れませんでした。
ハチ飼育と言っても日本ミツバチは自然界の生き物です。日本ミツバチは飼育という言葉はピンときません。良かったら私たちが準備した巣箱に住んでください…という感じ。気に入らなけらば逃げてしまうし、それを阻止することもできないし。増してこの暑さのせいであったり、外敵のせいであったり逃げても仕方がないと受入れるしかありません。

はちみつを採った巣は、母が≪ミツロウ≫作りをしてくれます。何度も煮ては漉すを繰り返し、きれいな黄色の塊に。ビーワックスって聞いたことありませんか。オイルやアロマを入れて自家製クリームを作るのです。手が荒れているときこのクリームを塗るとしっとり感が続きます。はちみつ・ミツロウという産物を生み出すハチは長く付き合えば付き合うほど面白みが出てきます。

西洋ミツバチはお世話が大変だと聞きます。あまりお世話ができないであろう我が家には日本ミツバチが合っているみたいです。ハチにとって住みやすい環境のため、農薬について考えたりレンゲの種をまこうかと計画したり。長く共存できる様に色々考えていきたいです。
コメント
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