参院選の結果について。
改憲勢力の自・公、維新で3分の2に届か
なかったが、過半数ををとったので「勝利」
との報道が。
しかし、よく見ると・・・
自民は9議席も減で、単独過半数割れ。
さらに1人区だ。
市民と野党共闘は、32選挙区で10選挙
区で勝利。
問題はその中身だ。
参院選前に、さまざまなテレビを使った安
倍首相の持ち上げ・・・ロシア大統領、G
20の開催、イラン訪問などすさまじいや
りかただった。それに公的資金を使った官
製相場の維持。そのうえで、安倍首相が絶
対負けられないと「総力戦」で取り組んだ
東北6県中4県で敗北。
とりわけイージスアショアの秋田県で敗北。
地元新聞は「総力戦で敗北自民に衝撃」と
報道された。
新潟、長野、滋賀、さらに沖縄でも。
自民党が「重点区」と位置づけ、総力戦を
しかけても敗北したということが大きな特
徴ではないか。
1人区での市民と野党共闘が「本気の共闘」
となればどんなことになるのか。
自民党にとって戦々恐々である。
だからこそ、共闘にクサビを打ち込もうと
必死であった。
その一つが共産党攻撃:自衛隊を違憲とし
ている共産党が入っている、バラバラでは
ないかという攻撃だった。
これも事実上退けての勝利であった。
自公、維新は参院で3分の2を割り、これ
で憲法改正発議はできなくなった。
実態は、市民と野党共闘の大きな前進であ
り勝利であった。
この流れが、次の衆議院選挙の小選挙区制
の1議席だ。
本気の共闘・・・いよいよ、これからだ。
釧路市での得票も掲載しておく。
ウソとごまかしの安倍政権の黄昏が近づい
ている。
さあ、これからだ。