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強い経済とは?

2019-07-09 07:47:31 | 日記

安倍首相は繰り返し「強い経済」を主張し
ているが、強くなっているのは一握りの、
大企業だけではないのか。
そもそも、この6年半で強くなったのか?


 資料:GLOBAL NOTE 出典:国連

グローバルノート - 国際統計・国別統計
専門サイトがあり、そこで2000年からの
6か国を取り出し、折れ線グラフのボタン
を押すと上記の図が出てくる。

やはりアメリカがダントツだ。そこに中
国が急速に追いついている。米中貿易の
対立原因でもある。

問題は日本だ。
2000年からだが、安倍政権前は伸び始め
ているが、かなり落ち込み2000年のGD
Pが回復していない。
これがアベノミクスの実態だ。

日本の景気は間違いなく落ち込んでいる。
今日のニュースでは賃金が5か月連続減
の報道が。
この状態で消費税の値上げは無謀だ。

安倍首相は選挙前なので、今度は10年上
げないなど無責任な言葉が多くなってい
る。

アベノミクスで残されたのは株価だ。
これも年金資金や日銀のお金をつぎ込ん
で維持している。公的基金が1割も!
加えて1000万円を超える国の借金、金
利ゼロのままで、金利によるのコントロ
ールができない経済運営となっている。

出口も入口もない立ち往生が今のアベノ
ミクスではないのか。

トランプ大統領への極端な卑屈さとは対
照的に、韓国への「経済制裁」は、あま
りにも情けない。

「今だけ、金だけ、自分だけ」
今回の選挙さえのりきればという、まっ
たく未来なき戦略だ。

「強い経済」=庶民のふところが、地域
の農林漁業・中小企業が、豊かになって
こそだ。