社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

なぜウーバー労働はダメなのか

2019-05-12 07:15:22 | 日記

昨日、欧米でウーバー労働者の大規模な
ストライキが起きたと書いたが、赤旗以
外にどんな報道があるのか、検索した。

NYだけで8万人。増えすぎUber運転手の
生活が困窮 こちら ⇒

はっきりいって食べていけない。貧困製
造システムだ。

人類は資本主義経済に入り、労働者の貧
困克服に多大な努力を積み重ねてきた。

イギリスの産業革命の進展により、労働
者の非人間的な状況に対して、「工場法」
を制定したのが1833年。その後、資本と
労働者側のせめぎあいが続いている。

そして、19世紀の労働が、IT・ネット
技術の発展によって復活してしまった。
  こちら ⇒AIの進化と労働過程の研究

科学技術がどんなに発展しても、労働者
を守る制度が発展しない限り国民は豊か
になれない。
先頭を走った企業が莫大な儲けを得るだ
けであり、その影に貧困の増大が生まれ
る。

ウーバー労働にみられる「仲介ビジネス」
「プラットフォームビジネス」に規制を
かけなければ格差と貧困を縮小できない。

財界の代弁者でしかない自民・公明政権
は、推進側である。

この自民・公明政権、安倍政権をまず終
わりにしなければ!

ネコの首に誰が鈴をつけるのか?
財界・アメリカの首に鈴をつけるために
まずは安倍政権を終りにすることだ。


ウーバー労働で、米英豪いっせいスト

2019-05-10 06:37:38 | 日記

「株主のためではなく労働者のための投資
を」など、アメリカのニューヨークなど、
10都市で、運転手がストに。
     10日付赤旗

ウーバー労働などの、スマホを使った契約
が世界各地で大問題になっている。

日本は「白タク」として禁止しているが、
安倍内閣は、こうしたスマホを利用したプ
ラットフォーム労働を推進している。
       プラットフォーム労働 ⇒

世界では、働く者の「反撃」がはじまって
いる。

日本では?

全労連などがんばっている。
しかし、社会的には取り上げられていない。

もっと声を上げなければ!


日本の異常 米軍

2019-05-09 07:49:39 | 日記

世界広しといえども、米軍に対してこれほ
ど従属的な、米国いいなりの政府はないで
あろう。
それは日本だ。

ヨーロッパでは、米軍に国内法を適用して
いる。日本は適用除外だ。

  5月8日付赤旗

ここに沖縄だけでなく、日本の空を自由に、
傍若無人にオスプレイが飛んでいる原因だ。

来年の1月に、再びオスプレイの訓練が北
海道で行われる。
米海兵隊との実動訓練(ノーザンヴァイパ
ー)のことである。「北の毒蛇」と訳せる。

一昨年は事故で、昨年は災害で中止になっ
た。今度は三度目だ。

帯広を拠点に、いよいよ矢臼別演習場に飛
行する。オスプレイが・・・

その飛行経路は?

飛行そのものが訓練なので、山間地ではな
く、住宅街、学校や保育園、病院などの上
空を飛ばない保証はまったくない。

沖縄の負担軽減の名のもとに、米軍の訓練
は拡大の一途をたどっている。

10月上旬には、矢臼別演習場で米海兵隊の
砲撃訓練が行われる。

こうした訓練に、日本国の法律が適用され
ない。
ぜめてヨーロッパ並みに。
ささやかな願いではないか。

日本は「独立国」ではない。
こんな日本に誰がした?


警官の掟

2019-05-08 07:57:25 | 日記

佐々木譲氏の4年前の作品。
去年文庫本となったので、連休中に読んだ。

凶悪な事件後、さまざまな殺人事件、自殺
と処理された事件が続いている。
一見何の脈絡のない凶悪事件だが、徐々に
つながっていく。

こうした展開は推理小説でよくあるパター
ンだが、佐々木氏はあっと驚く最後の展開
を用意していた。

警察官も人間である。凶悪な暴力団員にも、
半グレ集団にも、果敢に対応しなくてはな
らない。そのため、さまざまな格闘技や逮
捕術などの訓練を積んできているが、自ら
の命の危険にさらされると、やはりPTS
Dとなる。
これがストーリーの底を流れている(すこ
しネタバレ)

警察という官僚組織の問題などがあぶり出
され、現場の人間の苦労が描きだされてい
く。

やはり人間小説であり、氏の犯罪を憎む現
場の警察官へのまなざしはあたたかい。

氏の「笑う警官」など道警3部作から読み
始めたが、今回もいっきに読み進む。
おもしろい。


幸福駅

2019-05-07 07:13:05 | 日記


 観光地としての幸福駅 5月3日

六花の森への途中で、幸福駅に寄った。
連休なので駐車場も、ほぼ満杯だった。

最初の感想は、こうした観光施設は通年
でみると大変だろうなと。

平日や真冬の地吹雪など。

同時に、花咲線や釧網線のことも頭に浮
かんだ。

全国の自治体では、どこもかしこも「観
光立国」。まさに金太郎あめ状態だ。

それも国のお金をどう引き出すか。
交付金と交付税による後年度支援など、
どうしても紋切型、金太郎あめになって
しまう。しかし、やらざるを得ないよう
に追い込まれていく。

多くの家族は、観光や温泉地でのリフレ
ッシュを思う。

しかし、自公政権により労働者の賃金は
最高時より平均で50万円もダウンしてい
る。一家が旅行できる金額だ。

そのうえ北海道はTPP,日欧EPA、
そして今度は日米FTAだ。

生活、生産の土台を掘り崩して、何が観
光立国だ、と言いたい。

「地方創生」の名のもとに、人口が減少
し、地域経済の衰退は著しい。

自公政治の「枠組み」の限界が露呈してい
る。

変えるのは、7月の参院選だ。


連休は六花の森へ

2019-05-06 07:49:00 | 日記

今朝の釧路は深い霧のなか、

三十間道路

釧路と言えば「霧の街」、5~7月はお日様
が見えないときが何日も続くことがある。
霧がでるとようやく春から夏へという季節を
感じる。

さて連休中は、帯広の桜と六花の森へ。
六花の森は30年ぶりぐらいだろうか。
広い公園になって驚いた。

 丘の上に?

ロダンの「考える人」のオマージュか。
かなり抽象的な作品だ。

川の左右にあるハマナシ(ハマナス)
は、まだ枝だけ。川にはエゾリュウキ
ンカが黄色い花を咲かせていた。
ヤチブキのことだが、昔食べたことを
思い出した。

森はカタクリとエゾエンゴサクがたく
さんあり、にぎやかだった。

季節は釧路より2週間ほど進んでいる
ようだ。


憲法の上に君臨!

2019-05-03 06:11:26 | 日記

今日は憲法記念日

歴代の政権で、安倍首相ほど憲法を無視し
てきた首相はいない。
いや、そもそも眼中にないのでは、と思う
ときが多い。

先の大戦で、筆舌に尽くしがたい、6000
万人ともいわれる途方もない人命が失われ
た。

その結果が国連憲章の前文に
われら連合国の人民は、われらの一生のうちに二度まで言語に絶する悲哀を人類に与えた戦争の惨害から将来の世代を救い、 基本的人権と人間の尊厳及び価値と男女及び大小各国の同権とに関する信念をあらためて確認

さらに日本国憲法の前文は、
政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言

そして9条で、
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

今、この原点を忘れさせようとする動きが
顕著だ。

日本国憲法違反の「戦争法」や「共謀罪」
「秘密保護法」など次から次へと数の力で
強行してきた。
安倍首相はあたかも自らの存在を憲法の上
に君臨する気分なのであろう。

中国や韓国への「嫌韓・嫌中」とヘイトス
ピーチがひろがっている。

他民族蔑視は、戦争への道であることは、
過去の教訓だ。

驚くほど「戦前」の似てきている。

憲法9条は、「軍神」をつなぎ止める最後
のクサリだ。

だからこそ、日本国憲法のすばらしさを再
確認することが大切だ。

今日は、釧路市内でも憲法集会がある。
10時から、釧路文化会館で。

ともに力をあわせよう!


第90回メーデー

2019-05-02 07:04:11 | 日記

昨日は、雨が丸一日も降り続いていた。

テレビや新聞のほとんどが改元と天皇の報道
一色にうめつくされたなか、働くものの祭典
であるメーデーが釧路市で開かれた。

メインスローガンは、
安倍9条改憲反対 戦争法廃止! 市民と野党の共闘で安倍政権退陣を
許すな!裁量労働制の拡大、高度プロフェッショナル制度。 8時間働いて普通に暮らせる賃金・働くルールの確立。 なくせ貧困と格差。大幅賃上げ・底上げで景気回復、地域活性化 めざせ最賃1500円、全国一律最賃制の実現。
消費税10%増税の中止。年金・医療・介護など社会保障制度の拡充。 安倍「教育再生」反対 被災者の生活と生業を支える復興。 原発ゼロ・再生可能エネルギーへの転換
軍事費削って、くらしと福祉・教育・防災にまわせ。 STOP!戦争する国づくり。辺野古の新基地建設反対  オスプレイの全国配備撤回。核兵器禁止条約の批准を

それぞれが切実な願いだ。

額に汗して働くものが報われる社会こそ
健全な社会ではないか。

格差と貧困の拡大、長時間・ブラック企業・・・

釧路市でも、働く若い方々への、人と思わ
ない経営者のモラルハザードが生まれてい
る。

これらは自然現象ではない。
自民・公明政権が、安倍政権が、作り出し
てきた「人災」でもある。

元号が変わり「平和な世の中がつづいてほ
しい」という街の人のコメントがあった。
新しい世の中への希望を話している声が多
い。

モリカケ、統計偽装、年金と日銀による株
価のかさ上げ・・・
巧言令色鮮し仁
安倍政権のモラル、道徳の崩壊は底知れな
い。

新しいぶどう酒は新しい革袋に
新しい酒は新しい革袋に

7月の参院選こそ、安倍政治にサヨナラだ!


貧困と格差 政治の責任

2019-05-01 07:29:02 | 日記

昨日の午後のNHKラジオは、平成時代の
「格差と貧困」の拡大を取り上げていた。

さまざまな角度で取り上げているように見
えるが、肝心なことが抜けていた。

格差と貧困を広げた「派遣労働の自由化」
は国会で法律をつくり、労働基準法を変え
ていったからだ。

国会で誰が賛成したか。
もちろん、自民・公明だ。
そして民主さえ、賛成に引きずり込まれて
いった。

断固として「ぶれない」のが日本共産党で
あった。
派遣労働の自由化、規制緩和を行えば大変
なことになると反対の論陣をはった。

派遣労働の自由化の結果が、リーマンショ
ックによる「派遣村」であった。
そして非正規労働の低賃金、若者の格差と
貧困化の拡大であった。

この政治にまったく触れないからこそ、聞
いていて、奥歯にものがはさまった展開に
なっていた。

NHKは、事前に政府批判、自民・公明批
判をしないように「枠」をはめたとしかみ
えない。

非情に残念だ。

安倍自公政権は、「働き方」改革と称して、
「高プロ」は断念したが、残業代ゼロへの
執念を変えてはいない。

手を変え品を変え進めている。

労働の「プラットフォーム化」をどんどん
進めようとしている。
               こちら ⇒

典型的なものが2016年に作成した「働き
方の未来2035:一人ひとりが輝くために」
である。美辞麗句で飾られているが、その
中身を見ればゾッとする。

そして「Society 5.0」だ。

このままでは、もっと巧妙に、国民がバラ
バラにさせられ、格差と貧困が広がる。

格差と貧困化をストップさせるためにも、
自公・維新の政治家が多すぎる。

急ぐのは7月の参議院選挙だ。
市民と野党共闘のいっそうの前進で、安倍
政権を終わらせることだ。