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東京大空襲の日

2024-03-10 07:49:55 | 日記

79年前の3月10日は「東京大空襲」の日。
死者11万人、家屋85万戸以上の被害。

東京という木造家屋が密集している地域に、B29爆撃機による大量の焼夷弾を投下し、焼き尽くしていった。

そして、広場や河川敷に逃げた人々を猛烈な火災旋風が襲い命をうばった。
まさに地獄絵図であった。

焼夷弾は、ナパーム弾としてベトナム戦争に使われた。
人道に反する兵器として今は使われていないが。

なぜこんな悲惨な結果を生み出したのか。

時系列でみると
中国を大規模に侵略していた日本は、
1941年12月8日 真珠湾攻撃、マレー作戦で米英と戦争をはじめた。しかし、1944年末には敗戦必至となる。
1945年2月14日 近衛上奏文で早期終結を訴えるが・・・

1945年3月10日 東京大空襲
1945年3月26日 沖縄戦
1945年8月6、9日 広島・長崎への原爆投下

敗戦必至にもかかわらず、なぜ8月15日までズルズルと引き延ばしてしまったのか。
2月の近衛上奏文で終結したなら、その後の惨禍はなかった!
南方戦線での多くの餓死者もなかった。

アジア諸国2000万人、日本人310万人という途方もない人命を奪った戦争。

もう二度と戦争はしない、というのが日本国民の思いではなかったのか。
それが日本国憲法として出発した。

しかし、戦後の政治を担ったのが、「戦争を遂行」した政治家であった。
追放された特高警察の官僚も次々と復活していった。

自民党の先輩たちも「戦争は絶対ダメ」となっていたが、その世代は引退してしまった。

今は・・・

自民・公明政権によって、安保法(戦争法)、秘密保護法、共謀罪、安保三文書、経済安保(セキュリティクリアランス)・・・

この流れを変えていかなければ。


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