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GSOMIAの本質的な報道を

2019-11-18 07:28:19 | 日記

韓国からのGSOMIA(軍事情報包括保護協
定)破棄についての報道で気になるのが、
軍人からの、防衛上必要だからの、GSOMI
Aそのものへの無批判な報道が多い。

日韓のGSOMIA(ジーソミア)の中心はア
メリカだ。

日米で締結したのが2007年、GSはジェネ
ラルセキュリティの字のごとく、軍事機密
の包括的な保護だ。ここから日本に対して
「秘密保護法」を制定するように圧力がか
かってくる。当然「共謀罪」も。

軍事機密なので、中身は「秘密」のかたま
りだ。そして、アメリカが中国や北朝鮮、
ロシアに対抗するための軍事情報のネット
ワークである。

言いかえると「軍事同盟」の一端をかつい
でいる。

二国間の「軍事同盟」は、先の大戦で、戦
争を引き起こす原因として国連憲章で禁止
する方向であったが、51条で曖昧にされて
しまった。

日米安保は、日本の「集団的自衛権」では
ない、だから日本国憲法には違反しないと
したのが政府の見解だ。

しかし、歴史の経過は事実上の軍事同盟に
限りなく接近し、安倍内閣による憲法違反
の「安保法」により集団的自衛権の容認に
踏み出した。

その前に、「軍事情報」では軍事同盟とし
ての実態が先行していた。

そして「ガイドライン」だ。

国同士の紛争を「戦争」にしない。
徹底的な外交的努力が求められているのに
安倍政権は「外交がない」といわれて久し
い。

戦争の不安がますます濃くなっている。

GSOMIAは、それ単独で考えてはならない。
また、「防衛力の低下」など軍人的発想に
とらわれてはならない。

隣国をはじめとして、紛争を「戦争」にし
ない北東アジアの「平和協力」構想がどう
しても必要だ。

「北東アジア平和協力構想」 こちら ⇒


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