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都知事選後の「市民と野党共闘」への分断攻撃

2024-07-17 09:37:17 | 日記

東京都知事選が終わってようやく落ち着いてきた。
しかし、いまだに「市民と野党共闘」への分断攻撃がすさまじい。

蓮舫氏への個人攻撃もすごいが、「市民と野党共闘」のひとつである日本共産党と立件民主党を離反させる分断攻撃である。

政策への批判ではなく、
共産党が前面に出たから表が逃げた。

まったく根拠がなく事実に反する。
街頭演説は立憲がほとんどであり、市民と野党共闘の場にはその一員である日本共産党も参加する。

こうした事実を全く無視して、根拠のない非難・攻撃だ。

自民党政治に対して「野党が一本化」すれば、自公政治は終わる。
よっぽど「市民と野党共闘」が怖いと見える。

もうひとつ、無党派層の取り込みとして、2位になった石丸氏をとりあげているが、政策ではなく、興味本位の報道だ。

実際、抽象的な政策で「劇場型エンターテインメント」と公言するように、異論に耳を傾けず、激しい口調で攻撃するパターンだ。

こうした「物珍しさ」で有権者をひきつけ、自民党型の「政策」に煙幕をはる役割をしている。
まさに争点ずらし。

政官財の強固なトライアングルは、国政選挙でも「目新しい」ものを登場させ争点をぼかす、そして「市民と野党共闘」にくさびを打ち込もうとしている。
この分断呼応劇をはね返していくことだ。

今、問われているのは「失われた30年」を引き起こした自民党政治であり、格差と貧困を極大化し、労働法制の解体を進めようとしている政治だ。

外交と軍事は「アメリカいいなり」で、米軍の戦争に自衛隊を引きこもうとしている「平和が壊される」政治の問題だ。

争点ずらしに惑わされず、自民党政治を終わらせる「市民と野党共闘」をしっかり構築していくことだ。