安部元首相が選挙中に手製の銃で銃撃され死亡するというショッキングな事件が起きた。
犯人は旧統一教会への「恨み」によるものであったと報道されている。
安部元首相は旧統一教会の事実上の広告塔となっていた。
この旧統一教会は、霊感商法やマインドコントロールによる家族崩壊など「反社会性」が指摘され、社会問題となってきた宗教団体だ。
そして故岸信介元首相が「左翼対策」として旧統一教会の政治組織である「勝共連合」を育成した。
まさに自民党とズブズブの関係といえる。
だからこそ犯人が家族崩壊の恨みとしてターゲットにしたのではないか。
新興宗教と自民党、宗教団体と自民党、さらに企業や団体に「支持と政治献金」を押し付ける歪んだ関係をつくりだしてきた。
2000億円という巨額な被害を出したジャパンライフの会長と安部元首相の「桜を見る会」の関係も異常だった。それが被害を拡大させた。
こうした「反社会性」のある宗教団体など、なぜ自民党に近づくのか。それは権力の庇護を期待するとともに組織拡大にもつながるからだ。
国民の生活、家族を守るうえで、自民党とその政治家との異常な関係にもっとメスを入れるべきではないか。「責任政党」というならば。
全国霊感商法対策弁護士連絡会
こちら⇒
全国統一協会被害者家族の会
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追 記
マスコミがようやく「特定の宗教団体」から「旧統一教会」になった。
自民党、国家権力に深くささった「旧統一教会」への忖度にはすさまじいものがある。
「統一教会タブー」ともいえるものがあった。
しかし、ようやくとけてきた。ワイドショーでも被害弁護団が登場し、その実態を暴露しはじめた。
もっと国民の、生活者の視点から実態を報道してほしい。それは「信教の自由」とは別物だ。
私も昔は統一教会信者や他の宗教がらみの相談を受けた。統一教会に対しては日本共産党は最大のサタンなので、まず無理。弁護士や一般のキリスト教会でしか対応できない。
仏教がらみの過度な「お布施」に関しては、本来のお布施の意味を伝えた。
その記録は⇒ PDFファイル