岸信夫防衛大臣がとんでもない発言を。
自衛隊機が他国に入って軍事拠点を爆撃することは自衛の範囲として「排除しない」とのべた。
これが10年、20年前なら、直ちに大臣辞任になったであろう。
国会が、メディアが、ここまで来てしまった。
憲法9条改正にむけて、総攻撃の状態ではないか。
安倍元首相による憲法違反の「集団的自衛権」の閣議決定をしてから歯止めが無くなった。
「第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」など、遵守(じゅんしゅ)義務は、どこ吹く風という状況だ。
安保法制(=戦争法)も、その憲法違反性や戦争への加担の危険性を取り上げるメディアは、すでに少数だ。
読売・産経など憲法改正を煽っている。
市民と野党共闘の1丁目1番地の「安保法制の廃止」は、メディアもほとんどとりあげていない。
市民と野党共闘への「分断攻撃」は依然として激しい。
自公政権の高笑いが聞える。
「戦争はメディアによってすすめられる」
この歴史を繰り返させてはならない。
しんぶん赤旗は、戦前からこの流れに真っ向から挑戦している。
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