オリ・パラの森会長の暴言が、どれほどジェンダー平等の対極に位置しているか。森会長の謝罪会見も記者の質問に切れてひに油を注いでいる。続く自民党の幹部や経済界のトップの発言も、後を追うように恥の上塗りでしかない。森会長だけではない。
自民党幹部の、世界からかけ離れたジェンダー不平等意識は、世界のなかで、日本のガラケーのように「ガラゴス化」している実態がいやというほどあきらかになった。
日本のジェンダーギャップは世界で121位。最低ランクだ。
いま、スポンサー企業も続々と手をひき始めている。企業には「CSR」や「SDGs」など、さまざまな取り組みが行われている。自民党のスポンサーでもある大企業の方が、よっぽど進んでいるのではないか。
自民党には、もう一度政権から「下野」してもらうのが一番だ。