「女性の活躍」「働き方改革」と喧伝した
安倍前首相。実態は非正規労働をどんどん
増やしていくことだった。
ところが新型コロナの影響をもろに受けた
のが非正規労働者だ。2020年は、いっきに
減少した。
今週の、2月7日付赤旗日曜版のトップ記事
は「コロナ失業 女性 非正規直撃」だ。
そもそも、なぜこんなに非正規・不安定雇
用が増えたのか?
原因は、政治災害!
1995年に財界が「労働力の流動化」政策を
打ち出し、それを自民・公明が「派遣労働」
の自由化への法律を次から次へと可決して
いったからだ。残念ながら当時の民主党も
一部賛成にまわってしまった。
日本共産党は、戦前の教訓から派遣を自由
化すれば、低賃金・不安定雇用が大量に生
まれることを警告し反対していった。
しかし、国会は数の力だ。
どんどん派遣の自由化が進められ、安倍前
首相は「この指とまれ」方式の完全な労働
の自由化を目指した。
やっていることがあまりにもひどすぎる。
はっきりしていることは、国会で自民・公
明の議席が多すぎることだ。