コロナ禍のなか、病院への入院が出来ず、またホテルなどの療養施設にも入れず「自宅療養」が広がった。なかには自宅で亡くなった方も出ている。
にもかかわらず、政府の「公立・公的病院の統合・削減計画」が止まらない。北海道では54の病院が名指しされた。町立厚岸病院、JA厚生摩周厚生病院、標茶町立病院、標津町立国保病院、町立別海病院。
釧路市では病院のベッドに余裕を持たせるため、ホテルでの療養を開始した。しかしクラスターなど発生すれば、あっという間に「医療崩壊」を起こしかねない。
全国では、名指しされた412病院のうち半数がコロナ患者の受け入れが可能で、実際に146が受け入れている。
今開かれている予算国会に、消費税財源をあてて病床削減支援の基金を全額国費で補助する法案が提出されている。
「医療崩壊」が起きているなか、何を考えているのか!(怒り)
日本共産党の高橋千鶴子衆議員が、昨日の国会で質問した。「直ちに中止せよ!」と。
厚労大臣の答弁は「人口構造が変わる中で統合や削減するものだ」と以前と同じ答弁をした。
本当に情けない。
「政治家」の役割がまったくはたせていない。(そういえば「政治屋」だったかな)
菅・安倍政権は、新型コロナ対策で「後手後手」「無為無策」といわれて久しい。
やはり政権交代の時だ。
国民の声が届く、まっとうな政治にしなければ。