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ネットと子どもの成長

2020-12-24 07:28:00 | 日記

新型コロナによる人との接触を避けるため、
インターネットの利用がすすんでいる。

いっせい休校では、家庭での利用がすすみ、
親は子どものネットの扱いに苦労したので
はないか。

赤ちゃんから育っていく環境。とりわけ、
文化的環境に多くの大人は注意深く、配慮
してきた。1歳ごとに、その年齢にふさわ
しい文化とはなにかと。

しかし、ネットの世界で、子どもがいっき
に大人の文化に取り込まれている。

女性団体の新婦人新聞に「うちの子大丈夫、
ネットとオンラインゲームとの付き合い方」
が掲載された。

教育病理の専門である山本宏樹准教授(東
京電機大学)。

子どもがインターネットを使うと、当然に
プラス面もあるわけですが、親が心配して
いるケースは多い。

中学生が一人旅をするというと親は心配す
るが、スマホを持つということは、その小
窓を通して、精神的な一人旅をするという
こと。本来は十分な準備が必要なのだが、
友だちが持っているからと、部活の連絡が
必要だと、子どものスマホ所持率が高くな
っていく。

大切なことは、ネットを全肯定や全否定す
るのではなく、メリットを引き出し、リス
クを最小限にしていく使い方を身につけて
いく。と解説している。

当然、ネット社会は後戻りができない。

子どもの成長段階を簡単に飛び越えてしま
うスマホ。フィルターは必ず設定すること
や親子の信頼関係を築くことを提案してい
る。

コロナ禍で、親と子はスマホによって好む
と好まざるに関わらず、ネットにまきこま
れていく。

大変だが、子どもの人間的成長を保障でき
るように、大人が考えていくことだろう。

格差と貧困の拡大、そして利益至上主義の
社会のなかでも。

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