社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

8年~なお5.2万人避難

2019-03-12 11:03:16 | 日記

各地で追悼行事が行われた。
早いもので、8年の歳月が経過したが、
いまだに5・2万人が避難されている。

あの巨大な津波は、おおくの命をのみ込
み、街を破壊した。ネットでは当時の動
画が再生されている。

地震、津波、豪雨、火山と日本列島は災
害列島という名にふさわしい。だからこ
そ災害対策の重要性は強調しすぎること
はない。原発再稼働はもってのほかだ。

私は、4ヶ月後に気仙沼のボランティア
として参加したが、まず感じたのは「臭
い」であった。がれきの片付けの現場で
の臭いは、いまだに忘れない。
             こちら ⇒

また、家の土台だけを残し建物がない、
広大な街並みに佇むと、一つひとつの土
台にどんな家族がいたのか、子どもの楽
しい声、家族団らんの声が聞こえてきそ
うな感覚におそわれた。声が出ない。

5年目のブログにも書いたが、この本は
衝撃的だった。       こちら⇒
「遺体」 震災、津波の果てに
        石井 光太著(新潮文庫)

世論調査では、半数が「復興は進んでい
ない」、7割が原発輸出反対となってい
るにも関わらず、安倍首相は意にかいし
ていない。美辞麗句だけが響き、実際に
は巨大な公共事業とアメリカ兵器の爆買
いに走っている。

「・・・によりそって」「真摯に対応」
という言葉がむなしく響く。
「こころがない」という表現があって
いるのでは。


道東地方も千島海溝などによる巨大な地
震・津波の危険が迫っていると繰り返し
報道されている。
釧路市は、市街地が海岸・湿地帯の上に
広がっている。市街地対策が急務だ。 

政治の責任は大きい。