安倍首相は、解散の理由に「消費税を幼児
教育の無償化」に変更すると述べた。
あい変らず「言葉」だけの人間だ。選挙で
最も受ける言葉探しに明け暮れているので
はないか。
「義務教育は無償」という憲法の定めに、
さまざまな負担を強いてきたのが自民党政
治ではなかったのか。義務教育のなかのさ
まざまな負担、とりわけ給食費や補助教具
、クラブ活動やPTA会費など、子育て世代
にはかなりの負担だ。
子どもの医療費の無償化は多くの父母の取
り組みで進んできている。
これをペナルティとして妨害してきたのが
自民党政府ではなかったのか。
きわめつけは、消費税しか国民の福祉、教
育の予算化はできないという考えだ。
国税は消費税だけではない。とりわけ大儲
けを上げているグローバル大企業は減税ば
かりだ。
消費税と法人税の減税を合わせればトント
ンとなってしまう。消費税は福祉ではなく
企業のために使われているのが現実だ。
国民の思考を「消費税の枠組み」のなかに
抑え込もうとしている。
声を大にして言おう。
税は消費税だけではない!
大儲けしているところから取るべきだ。