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早期教育

2017-01-20 07:22:59 | 日記

IT技術者を養成するため、小学校からプ
ログラミングを教えることに、私は反対と
述べた。

コンピューターのプログラム言語と比べて
人間の言語は比較にならないほど高度だ。

0と1の数字の機械語から出発したプログ
ラムは、機械語に1対1で対応するアッセ
ンブル言語とななった。そのうち同じもの
をまとめてルーチン化し、マクロ命令に。

さらに人間の言語に近づけ、わかりやすく
するためにCOBOLやFORTRANとなった。
日本語のプログラム言語というとりくみも
あったが、結局、英語が便利であった。

どんな複雑で膨大な量のプログラムであっ
ても、言語の数は非常に少ない。同時に言
葉の曖昧さはない。一字違っても動かなく
なる。

そういう意味で、人間の幼児や子どもの発
達段階での早期教育にはあまりにも問題が
多い。人間としての豊かな感情をともなう
言葉の発達が歪んでしまうのでは?
私の杞憂であればよいのだが。

いずれにしても、早期教育は負の側面が後
から出てきても、そのもとで育った人間が
不幸になるだけである。

追記
論理的思考を養うという屁理屈を述べてい
るが、それより豊かな人間の感情を、人格
を育てることが先であろう。
自然や人間社会は形式的論理だけではなく
弁証法的論理も存在するのだから。