「二の字」ってなぁに?(イラスト Y009)
南紀の船釣り船長から「今日は良型の二の字が釣れました!」とのトレトレ情報。
「え、それ三の字と違うの?」と返すと「いえいえ、正真正銘の二の字です」と。
畳に「のの字」を書く女性も稀有な今日、二の字や三の字なんて言っ ても通じるか?、いっそ「2ちゃんねる」「明石家3ちゃんねる」と 言えば通じる?。
ともあれ、「二の字」とやらのトレトレ写真をメール で送ってもらって、調べたら、正体は「ゴマテングハギモドキ」とわか りました。
尾柄部にある骨性板の突起がこの魚には2個あります。
だか ら「二の字」なんです。
一方、古くから釣り人に「三の字」のニックネームで親しまれている ニザダイの尾柄部の骨性板の突起は、約3個あります。
このため「三公 (さんこう)」「三印(じるし)」などとも呼ばれるわけですが、これ も現代っ子には通じない?
この魚の住む所はサンゴ礁や岩礁域にすみ成魚は大きな群れを作ることがあるそうです、大きさは30~50センチ
(八木禧昌・イラストも)
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