グレ
昭和63年1月、種子島にて私が釣ったグレの最大のものです。
この当時、この種子島は沸きグレでにぎわっていたそうで、和歌山県釣り連盟の
会長のグレ釣り名人といわれた志賀氏に、今は亡き仲のよい釣友でも合った、
中谷氏と連れて行ってもらいました。
ここのグレは沖に船をかけて磯釣りと同じように撒き餌をしてグレを浮かせて釣る
という方法で、沖合い20mぐらいの所にグレが沸きあがってくるという、
そのグレたるや皆40~60ぐらいはあるというのが海面にバシャバシャとエサを食べに
出てくるのであるから、今時の釣り人はそんなのを見たこともないであろう。
サオも3号クラスを使いハリスも4号、5号で食ってくるのであるからすごい。
ウキが消えた瞬間に竿が海面に突き刺さっていくような感じで手元まで一気に締めてくる
ので爽快でした。
その沸きグレがあちこちにできるのであるから、当時はここにはグレがワンサといたので
あろうと思える、ウキを流し撒き餌をしていくと、一瞬その沸きグレが姿を消したように
見える、その瞬間にサオが手元まで曲がってくるのであるから・・・
そしてあがってくるのが皆40以上の良く肥えたグレばかりなのだから、腕が痛くなるほど
よくつれました、今の若い磯釣師には気の毒なようです、今から28年も前の話でした。
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