2001年5月の釣り日記
毎年行われている、日本釣連盟連絡協議会主催のグレ釣選手権が愛媛県宇和島の
日振島にて開催されることになり、大阪府釣り連盟の選手と一緒に、役員として
付添い参加することになった。
この日振島で1度は底物をやってみたかった私ですが、ここはグレがよく釣れるとの事で
皆さんのお供できてもグレ釣りでのお供になるので、底物についてはやったことがない。
今回は大会のお供でその他大勢組なので、選手の邪魔にならない所で底物釣りをさせて
もら事にした。
長崎のエサ店の丸正さんに無理を言っておくってもらって、現地に持ち込んだ。
当日はお天気も良く日中は,ぽかぽかと温かく竿を振っていると、汗がにじんでくるくらいの
お天気でした。
選手の皆さんを磯に送った後、役員さん一同それぞれの磯に上がることになった、
私一人、底物をやるという事で、戸島の先端、ホンドコロという名の磯に上がったのですが
道具をあげてもらい私自身、磯に上がった途端しまったと思ったが、後の祭り・・・
断崖絶壁の磯で幅が1,0mほどしかなく横には長いのですが、頭の上まで壁がそそり立っている
ピトンの打つところもなく竿も横にしか振れない、慌てて船に合図したが、OKの合図にとられて
そのまま渡船は行ってしまった。仕方なく道具を整理して、足場を考えて、仕掛けを用意した。
とにかく午後の2時までは迎えに来ないので一人石鯛竿を振ることにした。
頭の上に少し道具が置けそうなところがあるので、そこによじのぼって、磯下の海中の状況を
見ることにした、海面までは3m足らずありそうで、少し左手に大きなシモリがあり、その右側から
深みになっているようで、足場の真下には頭の出かかった棚がある、魚を掛けたら左に持って
いかれないようにし、その棚の上に持ってこなかったら取れないだろうと、竿も出さない先から
考えていた、その左手の先のほうに、和歌山の副会長の尾西氏が2人で上がっておられたが、
そこにはとても行く事ができない。
まだ早朝6時前、時間はたっぷりとあるので、磯を変わることなど考えずに、ゆっくりと
仕掛けを作ることにした。明日につづく・・・
「魚拓は拓正会の小西氏)