ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2020.11.1 エンハーツ6クール目 さらに減量2回目投与後4日目のこと 脱・籠城蟄居で霜月スタート

2020-11-01 21:16:15 | 日記

 昨夜も適当な夕食を摂った後はソファでうつらうつら。気持ち悪くて眠いのは変わらずで、ただ時間だけが過ぎる。入浴も就寝もどんどん後ろにずれていく。明日は休めると思うだけで身体がどんどん弛む感じ。
 やったことといえば、年賀状印刷をネットで注文したことなど、スマホやPCで済む用事ばかり。

 今朝も日曜日仕様の時間に目覚ましは鳴るけれど、無視して二度寝を決め込む。夫が起こしに来てもどこ吹く風である。ノロノロ起き出したら夫は朝食をあらかた食べ終わっているところだった。くるみとベリーのパンをトースターで焼いて4日ぶりにパンらしいパンを一つ頂く。柿、ラ・フランス、りんご、梨をひとかけずつ。
 バナナスムージーも青汁もパスで、ピンクグレープフルーツジュースとハイビスカスとローズヒップのハーブティ。食事をするとやはり疲れてテーブルに肘をつきたくなる。疲労止めエルカルチンの2錠はやはり大きくて、お腹がいっぱいになってしまう。

 今日もいいお天気。洗濯は昨日済ませているし、拭き掃除を頑張る元気はないので、明後日の祝日廻しということにする。3日連続籠城蟄居だけは避けたいので、元気があれば映画に行ってみようかと算段していたけれど、起きたのは少人数のプレミアスクリーンでの上映にはもう間に合わない時間。もう1つの選択肢は、金曜日に封切りしたばかりで既に結構混んでいる感じ。
 なぜそんなに、と思うと今日はファーストデーで一律金額なのだった。

 思い切って午後からお散歩がてら夫と外に出る。映画の席が空いてなければそのまま買い物だけして帰るつもりだったが、とりあえずまあまあ良い席を確保出来たので、チケットを購入し、買い物後は夫と別れて一人で観てきた。

 電子書籍で読んだことをすっかり忘れてしまい、新刊だから、と文庫本を買ってしまった「罪の声」である。これまで1席ごとに空席を置いていた映画館も、土日祝日全ての席を開放することになったようだ。さすがにマスク必着で飲食は禁止・飲み物だけOKらしい。久しぶりにあんな密な状態の空間に2時間半閉じ込められて、かなり酸欠状態だったが、2時間半の間誰ひとり咳もくしゃみもする人がなくてびっくり。

 グリコ森永事件をモチーフにした35年に渡る時間とイギリス、日本という距離もある壮大なストーリーは、本を読まずにいきなり観ても話についていくのがちょっと辛いものかもしれない。2時間半に良くまとめたとは思うけれど、疲労困憊。

 終了時間には夫が迎えに来てくれて、青息吐息でお茶へ。遅い朝ご飯の後、お昼もおやつも抜きだったせいもあり、さすがにお腹が空いている。カフェで小さなホットサンドイッチを半分ずつ頂き、ホットカフェラテに蜂蜜をトッピングしてもらって人心地着いた。カップがもうクリスマス仕様の赤い可愛いものになっていて癒される。

 ちょっとだけ元気になったので、罪滅ぼしのつもりで夫のものをウインドウショッピング。アウトレットモールも大分空いてきていて、店員さんたちは冷やかしの私たちに大分丁寧に接客してくれた。

 というわけで、3日連続籠城蟄居だけは免れた霜月初日。
 明日一日頑張って仕事に行けばまたお休みだ。明日はどのくらい元気になっているものやら・・・。1日持つかしら。
 それでも夫曰く、前回より大分復活が早いということだ。確かにまだまだしんどいし、ちょっと歩けばすぐふらふらするし、疲れる。けれど、前回3週間前の日記を見れば一日籠城蟄居をしていたわけだから、こうして治療後4日目に外の空気を吸って、さらに一人で映画1本観て来られたというのは凄いことかもしれない。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする