昨夜は、夕食当番は夫に任せ、それ以外の家事を分担。味覚障害も吐き気も収まり、美味しく完食。食後には和菓子とお茶も頂けて、ささやかな幸せが戻ってきた。
さて、日本シリーズ。贔屓のチームがあれよあれよと4連敗。夫と息子のLINEのやり取りが喧しい。
あまりの完敗さ加減に憤懣やるかたない、というか、しょぼくれているというか、諦観しているようにも見える2人をからかっているとなかなか楽しい。
まあ、こうして悪態がつけるようになったというのが、元気になってきた証拠である。そんなことだから、ちょっと具合が悪くて静かにしている方が、夫としては御しやすいのかもしれないけれど。
少しずつ、けれど確実に体調が戻ってくる実感を得ている。
毎度々々、エンハーツ治療後の1週間は堪え性なく弱音を吐きまくっている。私自身の記録として綴っているブログではあるけれど、こんなネガティヴな文章を読まされる読者の方たちはいいご迷惑だろうなと申し訳なく思う。
今後も治療の日々を重ねていく上で、3分の1は体調不良で食事が出来ないという事実を思うと、正直落ち込む。一旦元気になってくれば、薬を減量する前は10日から2週間近く具合が悪かったわけだし、3分の2は美味しく食べられて好きに動けるのだから、有難いと思わなければ・・・という優等生的な答えを自分自身で用意出来る。
けれど、こと具合が悪い最中は、なかなかそうはいかず。元気な人たちは毎食美味しく食事が出来て、好きなところに繰り出せることをおそらく当然のことだと思っている、けれど、私の人生の3分の1は食事が出来ないくらい具合が悪くて、ろくに動くことさえ出来ないのよ、とやさぐれてしまう。
我ながら情けない。人と比べない、というのがヨーガの智慧であるのに。まだまだ修行中の身であるに違いない。
当初はエンハーツの副作用パターンが掴めて少し落ち着いたら、また元の記事のペースに戻ります、と書いておきながら、結局、7月からは“エンハーツ・・・”という書き出し以外の記事が書けなくなっている。
エンハーツ治療中で、情報を求めておられる方、副作用に悩まれている方たちが少しでも検索してくださりやすく、という意味合いで“エンハーツ”という冠を付けていることもあるのだけれど。そろそろこの冠を取ってもいいかもしれない。
この後、調子に乗って食べ過ぎて下痢に見舞われない限り、また少しずつ前向きなことを書いていきたいと思う。
今日はいいお天気。昼当番を終えて外に出たらポカポカと暖かかった。一日ごとに猫の目のようにお天気が変わる。明日はまた雨模様で寒くなるようだ。こうして一雨ごとに冬がやってくるのだろう。
明日は在宅勤務。雨に濡れることなく、家にいながら仕事が出来る有難さを思って過ごしたい。