ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2018.9.14 4ケ月ぶりの造影CT~頸部から骨盤

2018-09-14 20:46:06 | 治療日記

 今日は朝から雨。肌寒い。半袖や夏っぽい装いはなんだか浮いてしまう感じ。上下とも色合いを濃い目にして、ネイビーのレインコートを羽織って出勤した。

 今日は、ゼローダ投与後2回目の効果測定。初回投与開始から4ヶ月ほど経た5月に撮影して、再び4ヶ月を経過しての造影CT検査の日。ゼローダは相変わらず規定量の半分ほど、それも完全に休薬したり、1週間だけ休んだり、という状態だ。
 何より今の私にとっては、日々の生活(仕事・家事・趣味)を送ることが出来る体調をキープすることが最優先であって、副作用どんとこい、きつくても必死で頑張るという姿勢ではない。そんな中、咳やら息苦しさや痛みやら、スルーしがたい不調があれこれ出てきて、それでは、というところで2回目の効果測定である。

 レントゲン撮影では、右肺の腫瘍が大きく濃くなっていた。それが果たして増悪する腫瘍なのか無気肺になっているのか、レントゲンでは分からない。詳しいところはやはりCT撮影した画像を見ないことには。一方、腫瘍マーカーCA15-3は少しずつではあるけれど、上がり続けている。
 灼熱の暑さからようやく脱したと思ったら、ここ数日、はっきりしない雨模様で、なんとも気圧の変動が大きく、気温も大分下がっている。ロキソニンで何とか凌いでいるものの、胸痛は相変わらずしぶとくぐずぐずと続いている。それでもレスキューのコデインはいまのところお守りで済んでいる。

 昨日は終日東京横断の出張で、自席で仕事が出来ず、その溜まったあれこれを午前中に全速力で仕事を片づけ、昼食抜きで病院に向かった。
 
 今日も一切着替えがないように、ブラトップにボタンのないシンプルなブラウス。ボトムもウエストゴムのスカートにした。着替え不要ならその分病院滞在時間短縮になるし、糊の効いた検査着をわざわざ1枚汚して洗濯して頂くこともない。

 職場を出ると朝は小降りだった雨が本降りに。トホホ、ただでさえ気が重いのに、と思う。乗り換えは順調で、予約時間の40分ほど前に病院に到着した。
 自動再来受付機は待つことなくスムーズ。エスカレーターで2階の放射線受付へ向かう。一人しか待合椅子に座っていなかったので、先にお手洗いを済ませる。ほどなくして受け付けが終わり、CT準備室の前廊下へ移動した。こちらでは数人が待っている。

 予約時間より前でも、空いているとすぐに名前を呼んで頂けるが、今日はダメだろうなと思っていたら、それほど待たずに準備室に入室出来た。すぐに荷物をロッカーに預けて、造影剤注入のためルート確保の針刺し。造影剤用の針は太くて採血よりも痛いのだけれど、初めてのお目にかかる看護師さんHさんは一度ですっと入れてくださり、助かった。
 生理食塩水のパックが下がった点滴棒に繋がれながら、ぼーっとしながら待つこと10分ほど。予約時間の10分前に呼んで頂いた。

 ベッドに寝て万歳の姿勢をとり、最初は造影剤なしで、次に造影剤を入れて、2回の撮影。所要時間は10分弱。造影剤が注入されるや否や、薬液のツーンとする匂いが鼻を突く。今日は前回同様味覚にまで刺激があって嫌な気分。瞬く間に造影剤が体中を駆け巡り、体の中心部だけでなく手のひらまでがカーッと熱くなる。わかってはいるものの、何十回味わってみても慣れ親しめるものではない。

 「息を吸って。止めて下さい・・・。」を繰り返して無事終了。別室から出てきた看護師さんに布テープできつく止血をしてもらい、ご挨拶をして部屋を出た。今回も、止血確認は看護師さんが。荷物だけロッカーから出して、準備室前の椅子で待つこと5分少々。止血を確認し、小さなテープを張り直して無事終了した。

 2階受付でIDカード等のファイルを受け取り、1階に降りて、総合受付で会計を待つ。待合椅子はさすがに午後なのでそれほどの人ではない。ほどなくして受付番号が電光掲示板に出て、10分ほど待って自動支払機で1万円弱をお支払。本日の病院滞在時間は1時間ほど。

 外に出ると空は曇ってはいたが、雨は小やみになっていた。荷物になるからレインコートを羽織ったが、蒸し暑い感じ。
 駅ビルで野菜たっぷりの麺類を頂き、途中駅で買い物を済ませ、帰宅したのは普段仕事が終わって帰宅する時間と変わらず。なんだか頭が重いし、胸部圧痛が鬱陶しい。夕食は手抜きでカレー。

 明日から嬉しい三連休。2日目、3日目は合唱練習や母とのランチなどほどほどに予定が入っているが、今日は早めに寝て、明日一日はのんびりしよう。
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