ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.9.27 義母一周忌のため帰省 秋の日にクラゲとアシカに癒される

2014-09-27 21:50:02 | 
 今朝で、朝の連続テレビ小説も最終回。この原作になった文庫本(村岡恵理著「アンのゆりかご-村岡花子の生涯-」・新潮文庫)は一生懸命読んだし、何より少女時代、「赤毛のアン」シリーズにはとてもお世話になったので、終了してしまうのはちょっと淋しい。
 今日は8時過ぎの最寄駅発のリムジンバスを予約していたため、いつもの土曜日のようにベッドで鑑賞というわけにもいかず、BSで早めに鑑賞後、夫と2人で家を出た。

 一般道も高速も結構混んでおり、たっぷり2時間かかって羽田空港へ到着した。いつものことながら、空港は旅行前の高揚した気分で溢れ返っている。チェックインして身軽になり、お土産を買いこんだ後は、ラウンジで休息。
 乗り込んだ飛行機は満席。定刻通り離陸した。窓側の席で、しかも天気が良かったおかげで、眼下には少し雪を被った鳥海山がくっきりと、また、着陸前に一旦日本海に出て大きく旋回したことで、かつて義母とも訪れた湯の浜温泉や由良の海まで見渡すことが出来た。何度もこの飛行機に乗って帰省したが、こんなに夫の郷里の景色を俯瞰できたのは初めてのことだ。
 定刻通りに無事着陸すると、昨日から前泊している義妹夫婦が空港まで迎えに来てくれていた。

 そのまま、義妹の提案で今年4月にオープンしたばかりのクラゲの展示で有名な市立水族館を目指す。いつもなら、空港からリムジンバスでホテル迄直行し、駅前でお土産を買っておしまい、のところだけれど、今回は有難くも法事前日オプション観光付きである。

 もう20年近く前、息子がまだ赤ちゃんだった頃にここを訪れた時は、言葉は悪いがなんとも寂れて閑散とした小さな水族館だった。ペンキが剥がれ、外の水槽にいたオタリアの声がなんだか哀愁を誘ったのを覚えている。が、今はかつての建物の向かいに、日本海に面して白亜の新築の建物が聳えている!
 クラゲの展示種数は50種以上ということで、世界最大級、直径5mの円形水槽を設置し、ミズクラゲ約1万匹を展示したクラゲシアターが看板だという。駐車場はどこも一杯で、エントランスまでかなりの距離を歩く。近県だけでなく遠く東京方面からの車もちらほら。

 薬を飲まないと・・・と遅いランチを館内レストランで頂く。クラゲラーメン、クラゲソフトクリームなどメニューは見事にクラゲ尽くしである。海の幸満載の定食を頂いた後は、鑑賞開始。沢山の珍しいクラゲにいちいち大きな歓声を上げながら、写真を撮りまくって息子にLINEで送ったり、としっかり楽しむ。
 先日、大阪観光では久しぶりに動物園を訪れたけれど、実は水族館が大好きである。ゆらゆらと水中で揺らめくクラゲを見ながら、気持ちがほっこりと癒されていくのを感じる。
 そして今日最後というアシカショー。僅か15分ほどだったけれど、賢いアシカの芸にこれまた癒されて童心に戻って楽しむ。イルカショーのように水しぶきも上がらず、ちびっこ連れの家族たちに交じって熟年の大人4人、大いに満足した。

 帰路は、明日のお花やお供物等の手配をしながらホテルへ。チェックインして一息ついてから、夕食に出かけてきた。
 夫がネットで見つけた、田園の中に位置する評判が良い一軒家レストラン。オープン以来かれこれ20年になる、と伺った奥様は東京出身とのこと。自家製の有機栽培野菜たっぷりのサラダやパスタ、薪窯で焼いたアツアツのピッツアなどイタリアンのコースを皆で堪能して、満腹でホテルに戻ってきた。

 朝から何やら空咳が続いているのがちょっと気になるけれど、ゆっくり大きなお風呂で汗を流し、ぐっすり眠って明日の法事に備えなくては・・・。

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