ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.9.28 義母一周忌法要無事終了、閲覧ページ200万頁突破御礼 

2014-09-28 23:05:10 | 日記
 昨夜は風邪引きの夫の鼾でなかなか眠れず。明け方になってからウトウトして所為か、少々寝過ごす羽目に。のんびり朝風呂に入ることも出来ず、部屋のユニットバスで足湯だけ素早く済ませ、朝食レストランへ向かった。

 今日も抜けるような秋の青空の好天に恵まれた。義妹夫婦の車で菩提寺へ移動する。
 ご住職ご夫妻にご挨拶をした後、義父の妹(夫と義妹の叔母にあたる)とその次男(同じく従弟にあたる)を迎え、今回はこじんまりと夫と私2人、義妹夫婦の出席者6人が揃い、法事が始まった。
 思えば、昨年11月、義母納骨の折、90歳を超える義父の妹夫妻が揃って参列してくれたのだが、そのご夫君が今年早々亡くなった。その連れ合いの叔母上もめっきり足が弱ってしまい、とても正座が叶わず、皆椅子で読経を聴く。
 無事焼香が終わり、墓石の前でのお参りも済ませ、少し早めに昼食会場へ向かった。車窓からいろいろなお店を見ながら、(義母が)このお肉屋さんのお肉を送ってくれた、とか○○屋さんのパンを送ってくれた等と懐かしく思い出す。
 義母の戒名は「秋明院・・・」であるが、シュウメイギクの名の通り、こんな明るい秋の日に一周忌のお勤めを果たすことが出来、夫ともども本当にほっとした。
 お昼は1847年に建立されたという蔵屋敷の往年の姿を生かしたレストランで会食。重厚な扉や柿渋塗りの柱や梁が見事である。この街は食の都とも言われ、立地的に独特の食文化を維持してきた奇跡の土地だという。豊かな海が近く、山々に囲まれ、真ん中に大きな庄内平野を抱えていることから、食材に恵まれ、料理人にとってはとても刺激的で魅力的な所らしい。確かに美味しいお米、四季折々の果物、魚介類、いつ訪れても美味しいものが一杯である。そんな旬の食材をふんだんに使い、洒落たあしらいのお料理の数々に皆で舌鼓を打ち、義母を偲んだ。

 叔母上と従弟を送った後、4人でお土産の手配等を終えて、国指定重要文化財である旧風間家住宅「丙申堂」と国登録有形文化財である別邸の「無量光苑釈迦堂」を訪れた。
 風間家は、幕末期にこの街第一の豪商、大地主となった商家である。丙申堂は20年に一度葺き替えるという石置屋根が見事だ。10年近く前、藤沢周平の「蝉しぐれ」が映画化されたが、この建物をそのまま使って撮影がされたという。最近NHKのテレビ番組でも紹介されたが、こうして一般公開されるようになってからまだ10数年しか経っていないようで、夫も初めて訪れたとのこと。
 釈迦堂は庭園が素晴らしいが、縁側にはなんと奇遇なことにロッキングチェアが置かれ、思わずそこでしばし揺られてきてしまった。

 夕方の飛行機に間に合うように空港迄送ってもらい、カフェでお茶をしてもう1泊する義妹夫婦とはお別れ。ちょうど夕暮れの時間だったため、展望台から日本海に沈む真っ赤な夕日を拝むことが出来た。
 飛行機は定刻通りの離陸。美しい東京の夜景を見ながら、これまた定刻通りに着陸した。帰りのリムジンバスも至極スムーズで、1時間半ほどの超スピードで最寄駅まで戻ってくることが出来た。

  
 さて、アクセス状況を見ると、昨日で閲覧頁が200万頁を超えた。
 100万頁を超えたのが一昨年の12月、そして昨年12月に150万頁を突破。それから9カ月で更に50万頁をご覧頂けたことになる。単純に一日で割りかえせば1,900頁弱である。
 ブログ村等のランキングに参加することなく、ただただひたすら日々長すぎる嫌いのある(少なくともスマホでご覧頂くのはかなり厳しいだろう・・・)文章を綴り、グルメなお料理や旅の綺麗な写真を載せることもなく・・・。そんな地味なブログであるのに、読んでくださる方がこれだけいらっしゃるということが、私の励みになっている。
 次は250万頁を、出来れば300万頁をも目指して細く長くしぶとく、書き続けていきたいものである。

 これからも引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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