ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.10.23 霜降の日に想うこと

2014-10-23 20:11:20 | 日記
 2004年10月23日―中越地震から10年。あの時、奇跡的に助けられた2歳の男の子が12歳、柔道の強い中学生になり「人の命を救う職業に就きたい」と言っているという記事を読んで、胸が熱くなった。
 ちょうどあの日、当時、息子が習っていたピアノの先生のコンサートを聴きに、最寄駅前にあるホールに出かけていた。
 そこでも、天井のライトがかなり揺れて、客席が騒然としたのをよく覚えている。連弾の真っ最中だった先生は、そんな状況でも演奏を続けたのが凄かったけれど。

 そして、昨日は、このブログによくコメントをくださっていた「ながながさん」が突然旅立たれて1年目の日でもあった。
 ご主人が訃報を知らせてくださったLINEがまだ生きているようなので、一周忌によせてコメントを送ってみたけれど、いまだ「既読」にはならない。

 今日は二十四節気、霜降の日。文字通り、今季最低気温を記録したという。
 昨日以来、急な冷え込みと悪天候がダブルでやってきて、身体が悲鳴を上げている。
 寒さに加え雨。気圧が変化するといきなり骨も傷口も疼いて痛む。いつもどおりに朝、ロキソニンを飲んだものの殆ど効いてくれない。圧痛、鈍痛だけでなくズキズキした痛み。昼も夜も引き続き飲んだものの、知らないうちに仏頂面で無口になっている。

 バレエの世界では「稽古を1日休むと自分に判り、 2日休むと相手に判り、3日休むとお客に判る」と言われているというが、ほぼ毎日書き綴ってきたブログもこうして3日も休んでしまうと、書くのが億劫になるのだな、ということを肌で感じている。
 息子が最初の2か月だけ書いてそれっきり全く更新しなくなったのも、おそらくそういうことなのだろうな、と苦笑する。ネタも時間もたっぷりある筈なのに。

 もちろんこのブログは、仕事ではないし、頼まれて書いているものでもない。あくまで自分の記録のため、そして家族のために書き始めたものだ。それが思いもかけず沢山の方々に読んで頂けるようになり、それなりの責任を感じ、簡単に止めてはいけないと思ってきた。

 書くネタがなかったり、日々多忙でブログを書く時間を捻出することが出来ないなど、それぞれの書き手の事情はある筈なのに、それでも毎日コンスタントに書き続けている方たちは改めて凄いと思うこの頃である。

コメント (2)
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