ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.10.11 更新しながら想うこと

2014-10-11 21:31:14 | 日記
 書きたいことがある時だけ、無理やり毎日は書かない、と宣言しながら、気付けばほぼ毎日の更新を続けている。
 夫から「随分と私生活を晒しているよね」と言われ、唸った。(これも十分生き恥を晒しているということなのかもしれない。)
 確かに、更新の度、事細かく書いていれば、否が応でもそうなってくる。
 登場させられている夫や息子もなんだか気の毒に思えてくる。
 ごく短い呟きのような文章であればそれほどでもないのだろうけれど、こう長々と綴っていれば、なおさらである。

 そもそもブログとは日々更新されるウエブ上の日記なのだから、日々の出来事や想いを綴るというのが私のスタンスだ。
 もちろん、一旦発信すればどれだけの方の眼に触れるか判らないという怖さがあるから、自分の想うままに書き殴ってよいという性質のものでもないと思う。
 日々のトピックだけ簡潔に書きとめるに留め、治療日記のように記録として延々と書くときは何回かに分ける、等のテクニックもあるだろうけれど、どうもその日に出来ることはその日のうちに処理したい、という貧乏性が邪魔をしている。

 私の生活は100%病に支配されているわけではないから、100%闘病ブログにしたくなかった、というのはいつかも書いたとおりだ。
 治療を続けながら色々な生活の愉しみ等も書いておきたい、それもこれもひっくるめて全てが私の毎日であることを、家族や友人知人へのメッセージとして遺しておきたい、と綴り続けてまもなく5年。

 同じ病を抱えておられ、参考にしたいのは治療日記の部分だけ、とおっしゃる方にはそのカテゴリーだけ拾い読みして頂ければ良いと思う。そうはいうものの、こうして日々内服薬を飲んでいるだけの状況が半年以上続き、大きく体調を崩すこともなく、通院するのは1カ月に1度となれば、面白くも痒くもない日記となっていく。けれど、胸の痛みや足の痺れがあることや、皮膚や粘膜が弱くなりすぐに切れて出血する、などということを毎日毎日繰り返し書くのもいかがなものか、とも思うし・・・・。

 となると今の私の日々は、何の不安も心配もなく、のうのうと仕事を続け、趣味も愉しむという恵まれた環境でお気楽に暮らしているように見えるかもしれない。
 言う迄もなくそんなことは決してないのだけれど。
 が、心穏やかな日常が一日も長く続くことこそが私にとってはとても有難いことである。
 入院だの、増悪だの、薬のチェンジ等、今のQOLを下げるようなイベントはなるべくならない方が良いに決まっている。

 長く続けていると色々想うことは尽きないし、立ち止まって考え込んでしまうこともあるけれど、気を取り直して私らしく綴り続けていきたい。

 明日は患者会の秋の大会がある。春に引き続き、またちょっぴり登壇させて頂くことになった。
 良いお天気に恵まれた今日は、午前中ホットフラのクラスでリフレッシュし、午後からはマッサージで癒され、美容院でカットとヘッドスパも欲張って、すっかり充電して準備万端。少しでもお役に立てればよいのだけれど・・・。
コメント
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