ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.10.5 台風接近、それでも合唱練習へ

2014-10-05 21:09:10 | 合唱
 あっという間に土日も終了。サザエさん症候群の時間である。

 昨日は洗濯の後、月1回のお楽しみであるリフレクソロジーサロンへ向かい、下半身すっきりコースとハンドリフレの施術で、すっかりリラックスすることが出来た。午後はヨガベーシックのクラスに参加し、午前中ほぐしてもらったおかげで、発汗もたっぷり。メンテナンスバッチリの土曜日を過ごした。

 そして、今日。
 折悪く台風18号の接近で雨風が強くなりそうな中、掃除を済ませ、レインコートとレインブーツに風に強いという触れ込みの傘の重装備で、都心の合唱練習場へ向かった。再来週を本番に控え、後は来週の月曜日、先生によるご指導の下、モダンジャズトリオとの合同練習を残すのみである。
 夫曰く、「こんな日にわざわざ行かなくても・・・」。まあ、確かにそうに違いないけれど、皆が皆、そう思って行かなかったら練習は成り立たない。「練習に行かなければ歌えないじゃない!」と応じると「じゃあ、舞台で口パクしていたっていいじゃない」とのたまう。うーん、それこそ皆が、自信がないから自分だけは口パクで、などと思い始めたら、それこそ舞台は成り立たない。いや、そもそも、わざわざ参加する意味がなくなってしまうではないか。

 この辺りの練習と本番の兼ね合いが難しいものだ、としみじみ思う。ここ数年参加しているOB・OG合唱団は、あくまでも現役時代と同じ指揮者の先生のご指導の下、ホームカミングデーの小さな舞台に乗ることが目的で、夏の期間限定、10回ほどの練習を経て15分×2回の本番を迎えるものだ。だからこそ、私のような「大学卒業(合唱団卒団)以降四半世紀の間、カラオケさえもろくに歌っていませんでした」というトホホな立場でも参加させて頂けているわけだ。
 これが、たとえアマチュアとはいえ正式な合唱団に入団となれば、毎週コンスタントな練習がオールシーズン続くわけで、演奏会等があれば当然、チケット負担やら何やら、時間的にも経済的にもかなりの縛りが出てくる活動になる。

 今年は10回ある練習のうち、ヨガリトリート、京都旅行、関西旅行以外はこの合唱練習を最優先にして、なんとか7割出席率にもってこられた。しかし、仕事や家庭、さらには他の合唱団を掛け持ちという状況だとなかなか練習に参加出来ず、自主練習がメインになっているメンバーも少なくない。
 他の合唱団に所属していれば、私のように「歌うのは年に3か月、この合唱団でだけです」などと言ってはおられず、歌ったことがない曲はそれなりに歌い込んで慣れることも必要だから、大変なものである。この合唱団の“緩さ”が心地よいと思っていたけれど、殆ど練習に出てこないで舞台に乗ることになる方々は大丈夫かしら・・・と余計なお世話を想ってしまう。

 今日は全パート3~4名、合計20名にも足りず。それぞれの曲で上下に分かれる時には殆どソロ状態。なんとも哀しい限りだった。先輩指揮者から1回の休憩を挟み、ミッチリ4時間弱。前半は外国曲、後半はジャズミサをご指導頂く。喉はガラガラで疲労困憊。顎が出ている。本番では、現役が最大20数名助っ人に入ってくれるそうだけれど。

 当日のタイムスケジュールは来週確定とのことで、暫定版を頂いてきた。一昨年はEC副作用のため退院したばかりで、最後まで歌い切ることが出来るかどうかかなり不安だったけれど、今年は度重なる台風にもめげず、練習に行こう!という気になるのだから、本当に体調が良いのだろう。

 今年が最後かもしれない、と思い続けてこれで5回目の参加。
 2週間後の今頃、やれるだけやった、と満ち足りた笑顔になっていたいものである。
コメント
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