ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2013.7.19 夏休みの生活

2013-07-19 19:56:20 | 日記
 小中学校は今日が1学期の終業式、明日から夏休みというところが多い。
 が、我が家の高校3年生は週明けから既に夏季自宅学習期間(夏休みではない。)に入っている。希望者は今週・来週と特別講習を受けられるのだが、それは申し込まずに塾に通う、ということである。

 そんなわけで、いつもは夫と息子を送り出した後、出勤までの小一時間、1人の時間を愉しめていた私だが、それが出来なくなっている。
 特別何をするわけでもないけれど、ゆっくりお茶を飲んだり新聞を読んだり、メールチェックをしたり、他の方のブログにコメントを入れたり・・・というちょっとした気分転換の時間がなくなり、ともすればまたベッドに逆戻りして寝てしまいそうな息子をどやしながら、土壇場まで小言を言って出勤する。精神衛生上、まことによろしくないことである。
 何も言わず放っておいて、あとは寝坊して塾に遅れようが何をしようが自己責任、ということにすればよいのだろうが、情けなくもまだそこまで腹が括れない母だ。

 10時からの1限に間に合えばよいので、息子は息子で私が出かけてからの2時間ほどが自由かつ至福の時間なのだろう。メジャーリーグの試合を観戦したり、ネットサーフィンをしたり、はたまた二度寝をしたり、という姿が目に浮かぶ。
 まあ、こちらも一旦出勤してしまえば、そんな様子は構っていられないので、翌朝、PCで塾の個人頁をチェックして、ちゃんと時間通りに登校したのかどうかを確かめるのみである。そう、いくら当日息子がああだこうだ言ってはみても、翌朝になれば何時に行って何時に帰ってきたのかはちゃんと判ってしまう仕組みである。
 昔はこんなことは考えられなかった。夫の言によれば、出かける時間と到着する時間を上手く調整して、適当にさぼったり遊んだりする時間を捻出するのが子どもの知恵、だったそうだ。それで知らず知らずのうちに社会適応性が高まるのだという。私の考えとはちょっと違うが、分からないでもない。
 結局のところ、そこまで分かってしまうと、親としては余計な心配が湧いてくるし、子どもは子どもで鬱陶しい限りだろう。お互いに可哀想といえば可哀想なことなのだが・・・。

 ともあれ、これまで授業がある時には、学校帰りにそのまま夕方塾に行くか、とりあえず一度家に帰って(その時間は私がまだ帰宅していないので、そこでまったりする時間があったのだろう。)出かけ直すにせよ、おやつだけ持参して夕食はかなり遅い時間にずれ込んでいた。が、この夏休みは最終講義終了時間(~22時)まで塾に籠るというのが目標で、合間の時間、一旦家に帰ってきて夕食を摂ることになっている。
 そのため、私は週明けから仕事が終わるとダッシュで帰宅し、早々に手抜きの(スピード命の?)夕食を整え、夫の帰宅を待たずに息子に食事を始めさせ、最終講義開始時間(20時~)に間に合うように送り出す、という生活を送っている。
 忙しないことこの上ないが、毎晩遅い時間に夕食を摂り、メタボ体質まっしぐら!よりも、きちんと早い時間に、出来れば家族揃って(夫も途中からは夕食に合流出来る。)、お喋りをしながら気分転換の夕食を摂ってから、最終コマの授業を受け、帰宅後はリラックスしてお茶を飲んで入浴して眠る、という生活の方が体には良いのでは、と思っている。

 だから、この夏休み、基本的には(いつも、のことであるが)残業はせずに、まっすぐ帰宅して間髪を入れずにそのままキッチンに立ち、夕食を作る(これも何より職住近接だから出来ること、有難いことである。)という規則正しいリズムが出来れば、一家揃って良い夏休み期間が送れるのでは、と思っている。
 まあ、朝はやりたいことが出来そうにない、ということは当分ストレスになりそうだけれど・・・。
 受験生の母、このくらいは我慢しなくてはならないのかもしれない。

 今日は日中まで厳しい暑さだったが、夕方からは風が通って随分涼しくなった。明日明後日も朝晩は過ごしやすいようだ。
 夫は宴会で帰りが遅い。息子と2人で夕食を終え、塾に送り出したところだ。しばしひとりの時間を愉しめる静かな週末の夜である。
コメント (2)
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