先日「突然の同居人、真実は小説より・・」に書いた記事。その後の顛末のご報告である。結論から言えば、先週、無事お迎えが来てお帰りになったとのことだ。めでたし、めでたし。
実質8泊9日だったようだけれど、１週間ぶりに逢った友人は心なしか面やつれしていた。
土日を挟み新しい週が明けてからは、さすがに心配した娘さんたちからのメールが入り始め、夜になると「家出主婦」さん（以下、Aさん）の携帯のバイブ音でいつもの早寝が出来ず、寝不足だったそう。すっかり生活のペースが崩されてしまったようだ。
荷物の入れ替えに一度家に戻ったこともあり、滞在期間がこの週末を超えるようなら、ずーっといい顔もしていられず、友人たちに連絡して入れ替わり立ち替わり遊びに来てもらおうか、とまで思い始めていたという。
毎夕、仕事から帰宅する時、もしかして今日帰ったらテーブルに「お世話になりました。帰ります。」というメモが置いてないかな～と思いつつ、部屋を望むと、窓が開いてカーテンが揺れている。あ、そうではなかった・・・と足取りが重くなったそうだ。
ある晩、Aさんとずっと堂々巡りのお話をしていても・・・ということで、ジャック・ニコルソン主演「恋愛小説家」のビデオを観たという。それがなんとご帰還のきっかけになったそうだ。私はこの映画を観ていないのだが、心に響く台詞があったのだろうか。ご主人にこの映画を見てほしい旨のメールをし、ご主人がそれに律儀に応えて、気持ちは分かったから、と返事を寄こし、あれよあれよと急展開。
夜遅くにお迎えに来てもらったとのこと。
とりあえず一件落着。この後どうなったのかはわからないけれど・・・。
それにしても、滞在中のお話を聞きながら唸ってしまった。
「ああ、体に悪いものも食べたい！」という友人の台詞よろしく、Aさんは、コレステロールが高いからヘルシーに、とお肉の脂身は全て切り落とし、さらに湯通しをして油抜きしたものばかりが出てきたそうだ。プチトマトの皮も、口に当たるから、と湯むきしてあったとのこと。スピード命！のガサツな料理しかしない私にはあり得ない手間の掛け方である。
毎晩大きなダイニングテーブル一杯に、華族4人分作っていたと同じくらいの沢山のおかずが並んだという。ボール山盛り一杯のポテトサラダは2日続けて頂いたけれど、もう無理、ということで処分してきたと苦笑いしていた。
友人が買っていた“体に悪そうな”食品は全て冷蔵庫の隅っこに追いやられ、Aさんが買い出ししてきた食材で溢れかえっていたらしい。とてもこの後１人で食べ切れないので、大量にあった果物等は全て皮を剥いて職場に持参し、皆に片付けてもらったとのこと。
ふと、毎日食事の支度をするのは確かにしんどいけれど（特にこの暑さで火を使うのはもう発狂しそうである！）、自分の食べたいものを食べたい味に調理できる、というのが作り手の特権なのかな、と思う。人様から作ってもらえるのは本当に有難いし、感謝すべきことだけれど、いつも出てくるものが食べたいものとは限らない。
うーん、私もいつも自分が食べたいものを適当に作っているから、夫や息子はイマイチの時が多々あったのだろうな、とちょっと反省。これは、夫が作ってくれるものに対して、私が（ちょっと味が濃いんだけどな～）とか（今日はもうちょっと軽いものがよかったな・・・）などと思うのと同様かも。難しいことだ。
目下、友人の一番の心配はお風呂にカビが生えるのでは・・・ということだそう。
友人は朝風呂専門で、湯船にお湯を貯めない主義だそうだが、Aさんは夜入浴し（一回で捨てては勿体ないから、と）お湯をそのまま張っておかれたのだという。梅雨の時期いくら換気扇を全開にしても、一度カビが生えてしまったら厄介だ（お湯が勿体ないという気持ちも分からないではないが・・・・。）。
梅雨明けとともに、再び悠々自適な１人暮らしに戻れたことが、せめても・・・と思う。
そしてまた、新しい１週間が始まった。
梅雨明けするや否や連日の猛暑日。暑さに慣れるまではかなり体に堪えそうだ。職場では案の定、お昼過ぎに「使用電力が上限値を超えました」のアナウンスとともに、パタリと空調が止まった。
意識的に水分補給をして、睡眠もしっかり取って、今週の出張会議、通院、歯科治療等の日程を乗り切りたい、と思う。
さて、昨日ご訪問者数が40万を超えたのに気付いた。昨年10月末の30万人突破からおよそ8カ月。お読みくださっている皆様、いつもどうもありがとうございます。
これからも細く長くしぶとく、綴っていきたいと思っております。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
実質8泊9日だったようだけれど、１週間ぶりに逢った友人は心なしか面やつれしていた。
土日を挟み新しい週が明けてからは、さすがに心配した娘さんたちからのメールが入り始め、夜になると「家出主婦」さん（以下、Aさん）の携帯のバイブ音でいつもの早寝が出来ず、寝不足だったそう。すっかり生活のペースが崩されてしまったようだ。
荷物の入れ替えに一度家に戻ったこともあり、滞在期間がこの週末を超えるようなら、ずーっといい顔もしていられず、友人たちに連絡して入れ替わり立ち替わり遊びに来てもらおうか、とまで思い始めていたという。
毎夕、仕事から帰宅する時、もしかして今日帰ったらテーブルに「お世話になりました。帰ります。」というメモが置いてないかな～と思いつつ、部屋を望むと、窓が開いてカーテンが揺れている。あ、そうではなかった・・・と足取りが重くなったそうだ。
ある晩、Aさんとずっと堂々巡りのお話をしていても・・・ということで、ジャック・ニコルソン主演「恋愛小説家」のビデオを観たという。それがなんとご帰還のきっかけになったそうだ。私はこの映画を観ていないのだが、心に響く台詞があったのだろうか。ご主人にこの映画を見てほしい旨のメールをし、ご主人がそれに律儀に応えて、気持ちは分かったから、と返事を寄こし、あれよあれよと急展開。
夜遅くにお迎えに来てもらったとのこと。
とりあえず一件落着。この後どうなったのかはわからないけれど・・・。
それにしても、滞在中のお話を聞きながら唸ってしまった。
「ああ、体に悪いものも食べたい！」という友人の台詞よろしく、Aさんは、コレステロールが高いからヘルシーに、とお肉の脂身は全て切り落とし、さらに湯通しをして油抜きしたものばかりが出てきたそうだ。プチトマトの皮も、口に当たるから、と湯むきしてあったとのこと。スピード命！のガサツな料理しかしない私にはあり得ない手間の掛け方である。
毎晩大きなダイニングテーブル一杯に、華族4人分作っていたと同じくらいの沢山のおかずが並んだという。ボール山盛り一杯のポテトサラダは2日続けて頂いたけれど、もう無理、ということで処分してきたと苦笑いしていた。
友人が買っていた“体に悪そうな”食品は全て冷蔵庫の隅っこに追いやられ、Aさんが買い出ししてきた食材で溢れかえっていたらしい。とてもこの後１人で食べ切れないので、大量にあった果物等は全て皮を剥いて職場に持参し、皆に片付けてもらったとのこと。
ふと、毎日食事の支度をするのは確かにしんどいけれど（特にこの暑さで火を使うのはもう発狂しそうである！）、自分の食べたいものを食べたい味に調理できる、というのが作り手の特権なのかな、と思う。人様から作ってもらえるのは本当に有難いし、感謝すべきことだけれど、いつも出てくるものが食べたいものとは限らない。
うーん、私もいつも自分が食べたいものを適当に作っているから、夫や息子はイマイチの時が多々あったのだろうな、とちょっと反省。これは、夫が作ってくれるものに対して、私が（ちょっと味が濃いんだけどな～）とか（今日はもうちょっと軽いものがよかったな・・・）などと思うのと同様かも。難しいことだ。
目下、友人の一番の心配はお風呂にカビが生えるのでは・・・ということだそう。
友人は朝風呂専門で、湯船にお湯を貯めない主義だそうだが、Aさんは夜入浴し（一回で捨てては勿体ないから、と）お湯をそのまま張っておかれたのだという。梅雨の時期いくら換気扇を全開にしても、一度カビが生えてしまったら厄介だ（お湯が勿体ないという気持ちも分からないではないが・・・・。）。
梅雨明けとともに、再び悠々自適な１人暮らしに戻れたことが、せめても・・・と思う。
そしてまた、新しい１週間が始まった。
梅雨明けするや否や連日の猛暑日。暑さに慣れるまではかなり体に堪えそうだ。職場では案の定、お昼過ぎに「使用電力が上限値を超えました」のアナウンスとともに、パタリと空調が止まった。
意識的に水分補給をして、睡眠もしっかり取って、今週の出張会議、通院、歯科治療等の日程を乗り切りたい、と思う。
さて、昨日ご訪問者数が40万を超えたのに気付いた。昨年10月末の30万人突破からおよそ8カ月。お読みくださっている皆様、いつもどうもありがとうございます。
これからも細く長くしぶとく、綴っていきたいと思っております。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
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