ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2011.1.22 the social network~人とのつながり

2011-01-22 20:27:18 | 映画
 今日は久しぶりに息子が土曜講習で登校日。送り出してから洗濯物を干し、夫と朝一番の映画館へ出かけ、「the social network」を観てきた。(「僕と妻の1778の物語」は夫から却下されたので・・・)

 「ソーシャル・ネットワークは、人と人とのつき合いやつながりを意味する。ここでは特定の相手との相互依存により生まれる人間関係、またはインターネット上でコミュニケーションをとるためのネットワークをさす。人と人とのつながりをインターネット上で実現したフェィスブックをはじめとするサービスをソーシャル・ネットワーキング・サービス=SNSという。」とパンフレットにある。

 世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス“フェイスブック”をハーバード大学寮の一室から始めた19歳のマーク・ザッカーバーグ。5億人の友達を作った男は、何を手に入れ、何を失ったのかーとのイントロダクションだ。
 主人公マークが“フェイスブック”を立ち上げるまでと、その後の2つの裁判を通したドラマだった。夫に言わせれば、「今の時代、アイディアを盗むなんて、とんでもない」と、確かにそうなのだが。
 現在の訴訟風景と、立ち上げの時の情景と、2つの時間軸がフラッシュバックしつつ進行する。圧倒的な量の台詞に引き込まれ、あっという間の2時間だった。
 「実話に若干のフィクションを加えた」とラストに流れたが、マークは若干19歳にして“フェイスブック”を立ち上げた後、大学は中退。今や世界で最も若い億万長者だという。
 が、最後のシーン、自らのノートPCで“フェイスブック”を開き、冒頭のシーンで喧嘩別れした女性の画面を開き、「友達になる」をクリックする姿に、あまりの孤独とやるせなさを感じたのは私が凡人だからか。

 私自身、“フェイスブック”は実際に一度覗いたことがあった。16年前の研修でお世話になったスウェーデンの研究者とずっとクリスマスカードの交換をしていたのだが、数年前に先方が引越しをし、その後うまく転送されなくなってしまった。ふと、ネットで検索してみたところ、写真とともに名前がヒットしたのだ。紛れもない彼女の10数年後の容貌だった。私は登録はしていないけれど、友達を6人辿っていくと世界中の人とつながる、ということをネットで実践したのだから凄いことだ。

 その後、夫と別れ、いつも参加しているホットピラティスで汗を流してきた。
 明日はプチ虹のサロンの皆さんと新年ランチ会の予定だ。我ながら目いっぱいの予定を入れてしまった土日だが、しっかりリフレッシュして元気の素をチャージして、来週からの仕事と治療に備えたい。

 今日は2冊読んだが、それについての報告はまた別の日に・・・。


コメント (3)
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